『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 (C)1985 Universal City Studios 宮野真守がマーティ・マクフライ役、山寺宏一が“ドク”ことエメット・ブラウン役を演じる、「金曜ロードショー」でしか見られない映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの新吹替版が2025年2月7日より3週連続で放送される。このたび今夜21時からの1作目の放送を前に、新吹替版キャストを務めた森川智之、沢城みゆき、三宅健太からコメントが届いた。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズといえば、タイムトラベルをテーマとしたSF映画で、公開から40年経った今でも夢とロマンを感じさせてくれる映画史に残る傑作として知られる。「金曜ロードショー」では視聴者からのリクエスト企画の時にも選出されており、多くの人に愛される。
高校生のマーティとマッドサイエンティストなドクが、ドクが発明したタイムマシンによって引き起こされる様々なトラブルを解決しようと奮闘する物語を描く。時代の差が醸し出す面白さを描いた本作は、フリとオチ、そして見事な伏線回収など、映画の楽しみが詰まったまさに不朽の名作だ。
今年はそんな映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が公開されてから40年という記念すべき年にあたることから、「金曜ロードショー」では新吹替版のシリーズ3作品が本編ノーカットで3週連続放送される。
マーティ役を宮野真守、ドク役を山寺宏一が演じるこの新吹替版では、マーティの父ジョージ役は森川智之、母ロレイン役は沢城みゆき、悪漢ビフは三宅健太が務めた。それぞれの迫真の演技が、抱腹絶倒のコメディーシーンを生み出している。
森川はSF小説好きで変わり者の小心者で、一生懸命だけど空回りしてしまうコミカルさがあるマーティの父親ジョージ・マクフライ(クリスピン・グローヴァー)を演じる。森川といえばトム・クルーズやユアン・マクレガー、キアヌ・リーブスなど数々のカッコいいハリウッド俳優の吹き替えを務めていることで知られる。一方で二枚目のキャラクターだけでなく、『クレヨンしんちゃん』シリーズではしんちゃんの父・野原ひろし役を務めるなどコミカルな演技にも秀でる。思わず笑ってしまう演技に注目となりそうだ。
沢城は、過去へタイムトラベルしてきた息子のマーティに恋をしてしまう母、という役どころのロレイン・マクフライ(リー・トンプソン)を演じる。沢城といえば『デ・ジ・キャラット』のぷちこ役や『ルパン三世』の峰不二子役、『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』の鬼太郎、『HUNTER×HUNTER』のクラピカなどで知られる。かわいい少女役から大人の女性役まで、あらゆる役柄をこなす七色の声を持つ声優だ。
三宅はシリーズを通しての悪役で、度々トラブルを巻き起こす悪漢ながら、どこか憎めないビフ・タネン(トーマス・F・ウィルソン)を演じる。三宅といえば『僕のヒーローアカデミア』のオールマイト役、『THE FIRST SLAM DUNK』の赤木剛憲役、『アベンジャーズ』のソー役と、筋骨隆々な役柄で定評のある声優だ。マーティ役の宮野とは『ザ・スーパーマリオ ブラザーズ・ムービー』で共演しており、宮野演じるマリオに立ちはだかるクッパ役を好演した。今回はビフとして立ちはだかる三宅の熱演も見どころだ。
宮野真守がマーティ・マクフライ役、山寺宏一が“ドク”ことエメット・ブラウン役を演じる、「金曜ロードショー」の3週連続『バック・トゥ・ザ・フューチャー』はいよいよ今夜21時より始まる。「金曜ロードショー」でしか見られない新吹替版で、40周年イヤーを思う存分楽しもう。
<以下、コメント全文掲載>
森川智之(父ジョージ・マクフライ役)
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、映画館で夢中になった作品です。誰もがあの時代に行ってみたいという願望があるのですが、それを叶えてくれる作品でもあるし、エンターテインメントとして完璧に描かれている作品でもあり、何十年経っても色あせない面白さがあります。
☆主人公マーティの父・ジョージ役を演じて
タイトル通り、その時代その時代にタイムスリップする話なので、その部分でキャラクターの描かれ方をうまく表現しなくてはいけないので、そこを意識しました。
お気に入りのシーンは、ダメなお父さんだったジョージが、トム・クルーズばりのすごいイケメンになって出てくるシーンです。最高に笑えて、役者も演じていて楽しかったのではと想像されます(笑)
お気に入りのセリフは、PART1で、ジョージがビフと気づかず背中越しに、「おい貴様、その汚い手をどけやがれ」と言うシーンがあるのですが、ビフが振り向いた瞬間ジョージがつぶやいた一言、「ビ、ビフ…」です。この人生終わった感が、最高です(笑)あと、PART3最後の方に出てくるドクのセリフ「未来は自分で切り開くものなんだよ」もお気に入りのセリフです。これは、深いなと思います。
令和の時代に、最高の声優陣で、本編ノーカットで収録した完全保存版です!3週連続と
いう事で、毎週楽しみに見て頂けたらと思います。是非お見逃しなく!
沢城みゆき(母ロレイン・マクフライ役)
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、純粋なワクワクとドキドキに満ちた作品で、大人になって鑑賞しても、あっさりときめけることに感動しました!PART1を見終わった後、しばらくConverseのスニーカーを履いてしまいました(笑)
☆色々な時代設定のロレインを演じて
大変そうな要素であろう七変化は、最高に楽しいところ!と自分に言い聞かせて(苦笑)シーンごとにシチュエーションにどっぷり浸かって演じました。
お気に入りのシーンは、ロレインが車の中でマーティにキスするシーンです。キスしたとたん!直前までの胸の高鳴りはどこへやら、違和感で急にスッと素に戻ってしまう、心がジェットコースターのような場面です。時を越えた“息子”とのキスシーンなんて、この作品以外ではなかなか出会えないであろう稀有な1シーンだと思います。
憧れの金曜ロードショー。タイムスリップして、声優になりたかった頃の小学生の私に、いつかロレインを演じることがあると伝えても、おそらく信じてはもらえないでしょう。…緊張するのももはや勿体無くて、目一杯楽しみました!新たな音色に彩られた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も愛していただけますように。
三宅健太(ビフ・タネン)
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は子供の頃からずっと見てきた作品ですが、この作品の魅力は、どれだけ時が流れてもゆるがないロマンが詰まっているところだと思います。冴えないんだけど最後にキメる主人公、何でも開発するドクに子供心をくすぐられました。タイムスリップで時を行き来するだけでなく、色々な因果が存在するという事をこの作品で初めて知り、タイムスリップってこういう事なんだと衝撃を受けました。
☆ビフを演じて
ビフという名悪役はとにかく終始テンションが高いので、細かい事より瞬発力、いかにエネルギーを放出するかに注力しました。体力勝負のアフレコでした(笑)悪役だけど、どこか憎めない感じをギリギリ残したかったので、ユーモアを混ぜて演じるよう意識しました。様々な先輩たちが脈々とやられてきたプレッシャーもあったのですが、「がんばるぞ!」と自分を鼓舞していました。
お気に入りのシーンは、PART2に出てくる老人ビフ&若いビフの掛け合いです。本人どうしなのに、「ぼんくら!」などと言い合うのが面白いです。あと、PART2でマーティがギターを弾くシーン。ちょっと上の世代の先輩たちが、これを見てギターを始めるきっかけになった名シーンだと思います。
お気に入りのセリフは、ビフがジョージをからかう時のセリフ「靴の紐が解けてるぜ!」です(笑)30年近く声優をやってきて、まさか自分がこのセリフを言うことが出来るとは本当に光栄でありがたいです!
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作を新たな吹き替え版という形で再びみなさんにお届けできてうれしいです。時代が移り変わっても、この作品の魅力が失われる事はないですし、新しい気持ちで見てもらえる大作だと思っています。吹き替え頑張りましたので、是非お茶の間で楽しんで頂けたらと思います!
【放送日時・作品情報】
今夜9時00分〜11時19分 25分拡大
『バック・トゥ・ザ・フューチャー 新吹替版』(1985米)
◆監督:ロバート・ゼメキス ◆脚本:ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイル
◆製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
◆音楽:アラン・シルヴェストリ
◆出演 カッコ内は声の出演
マーティ・マクフライ:マイケル・J・フォックス(宮野真守)
エメット・ブラウン(ドク):クリストファー・ロイド(山寺宏一)
ビフ・タネン:トーマス・F・ウィルソン(三宅健太)
ロレイン・マクフライ:リー・トンプソン(沢城みゆき)
ジョージ・マクフライ:クリスピン・グローヴァー(森川智之)
ジェニファー・パーカー:クローディア・ウェルズ(瀬戸麻沙美)
ジェラルド・ストリックランド教頭:ジェームズ・トールカン(浦山迅)
リンダ・マクフライ:ウェンディ・ジョー・スパーバー(櫻庭有紗)
デイブ・マクフライ:マーク・マクルーア(関智一)
ゴールディー・ウィルソン:ドナルド・フュリラブ(高木渉)
スキンヘッド(ビフの仲間):J・J・コーエン(柏野昌俊)
3-D(ビフの仲間):ケイシー・シーマツコ(三好翼)
マッチ(ビフの仲間):ビリー・ゼイン(田中光)
サム・ベインズ:ジョージ・ディセンゾ(河本邦弘)
ステラ・ベインズ:フランシス・リー・マッケイン(園崎未恵)
ミルトン・ベインズ:ジェイソン・ハーヴェイ(おまたかな)
ルー:ノーマン・アルデン(宝亀克寿)
ピーボディ:ウィル・ヘア(ふくまつ進紗)
女房:アイビー・ベスーン(小林さとみ)
マーヴィン・ベリー:ハリー・ウォーターズ・Jr(伊藤健太郎)
寄付集めの女性:エルザ・レイヴン(八百屋杏)
過激派テロリスト:リチャード・L・デュラン(木内太郎)
フレッド:ジョージ・フラワー(ふくまつ進紗)
ドラマー:デイビット・ハロルド・ブラウン(関智一)
教師:ヒューイ・ルイス(河本邦弘)
女子生徒:クリステン・カウフマン(河村梨恵)
子ども:ジョニー・グリーン(櫻庭有紗)
テレビアナウンサー:(畑下由佳アナウンサー)
ラジオアナウンサー:(菅谷大介アナウンサー)
2月14日(金)よる9時00分〜11時09分 15分拡大
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 新吹替版』(1989米)
◆監督:ロバート・ゼメキス ◆脚本:ボブ・ゲイル
◆製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
◆音楽:アラン・シルヴェストリ
◆出演 カッコ内は声の出演
マーティ・マクフライ:マイケル・J・フォックス(宮野真守)
マーティ・マクフライJr.:マイケル・J・フォックス(宮野真守)
マーリーン・マクフライ:マイケル・J・フォックス(宮野真守)
エメット・ブラウン (ドク):クリストファー・ロイド(山寺宏一)
ビフ・タネン:トーマス・F・ウィルソン(三宅健太)
グリフ・タネン:トーマス・F・ウィルソン(三宅健太)
ロレイン・マクフライ:リー・トンプソン(沢城みゆき)
ジョージ・マクフライ:ジェフリー・ワイズマン(森川智之)
ジェニファー・パーカー:エリザベス・シュー(瀬戸麻沙美)
ジェラルド・ストリックランド教頭:ジェームズ・トールカン(浦山迅)
ゴールディー・ウィルソン3世:ドナルド・フュリラブ(高木渉)
ニードルス:フリー(関智一)
データ(グリフの仲間):リッキー・ディーン・ローガン(田中光)
スパイク(グリフの仲間):ダーリーン・ヴォーゲル(櫻庭有紗)
ホワイティ(グリフの仲間):ジェイソン・スコット・リー(三好翼)
スキンヘッド(ビフの仲間):J・J・コーエン(柏野昌俊)
3-D(ビフの仲間):ケイシー・シーマツコ(三好翼)
マッチ(ビフの仲間):ビリー・ゼイン(田中光)
女子生徒:リサ・フリーマン(おまたかな)
テリー:チャールズ・フライシャー(河本邦弘)
フジツウ:ジェームズ・イシダ(山岸治雄)
フォーレイ巡査:ステファニー・E・ウィリアムズ(小林さとみ)
リース巡査:メアリー・エレン・トレイナー(河村梨恵)
謎のコートの男:ジョー・フラハティ(河本邦弘)
スポーツアナ:(平松修造アナウンサー)
ラジオアナ:(菅谷大介アナウンサー)
2月21日(金)よる9時00分〜11時19分 25分拡大
『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 新吹替版』(1990米)
◆監督:ロバート・ゼメキス ◆脚本:ボブ・ゲイル
◆製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
◆音楽:アラン・シルヴェストリ
◆出演 カッコ内は声の出演
マーティ・マクフライ:マイケル・J・フォックス(宮野真守)
シェイマス・マクフライ:マイケル・J・フォックス(宮野真守)
エメット・ブラウン (ドク):クリストファー・ロイド(山寺宏一)
ビュフォード・タネン:トーマス・F・ウィルソン(三宅健太)
ビフ・タネン:トーマス・F・ウィルソン(三宅健太)
クララ・クレイトン:メアリー・スティーンバージェン(朴璐美)
マギー・マクフライ:リー・トンプソン(沢城みゆき)
ロレイン・マクフライ:リー・トンプソン(沢城みゆき)
ジョージ・マクフライ:ジェフリー・ワイズマン(森川智之)
リンダ・マクフライ:ウェンディ・ジョー・スパーバー(櫻庭有紗)
デイブ・マクフライ:マーク・マクルーア(関智一)
ジェニファー・パーカー:エリザベス・シュー(瀬戸麻沙美)
ニードルス:フリー(関智一)
ストリックランド保安官:ジェームズ・トールカン(浦山迅)
ストリックランドの助手:ドノヴァン・スコット(佐々木祐介)
ストリックランドの息子:ケイレブ・ヘンリー(瀬戸麻沙美)
バーテンダー:マット・クラーク(飛田展男)
リーバイ(酒場の老人):ダブ・テイラー(宝亀克寿)
ズィーク(酒場の老人):ハリー・ケリー・ジュニア(浦山迅)
ジェブ(酒場の老人):パット・バトラム(ふくまつ進紗)
スタブル(ビフォードの仲間):クリストファー・ワイン(木内太郎)
シーガー(ビフォードの仲間):ショーン・サリバン(三好翼)
バック(ビフォードの仲間):マイク・ワトソン(田中光)
町長:ヒュー・ギリン(楠見尚己)
拳銃屋:バートン・ギリアム(山岸治雄)
有刺鉄線のセールスマン:リチャード・ダイサート(西村知道)
写真屋:ディーン・カンディ(玉井勇輝)
運転士:ビル・マッキニー(木内太郎)
葬儀屋:マーヴィン・J・マッキンタイア(関智一)
【今後の放送ラインナップ】
◆今夜9時『バック・トゥ・ザ・フューチャー新吹替版』本編ノーカット
◆2月14日よる9時『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2新吹替版』
本編ノーカット
◆2月21日よる9時『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3新吹替版』
本編ノーカット
◆2月28日よる9時 『THE ミュージカルデイ』
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
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「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」
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「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」
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