LM corsaがスーパーGT参戦体制を発表。LC500 GTのカラーリングを初披露/大阪オートメッセ2025

0

2025年02月07日 15:50  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

大阪オートメッセ2025で初披露された60号車Syntium LMcorsa LC500 GTのマシンカラーリング
 2月7日、大阪市住之江区のインテックス大阪にて開催されている『大阪オートメッセ2025』にて、LM corsaとチーム母体のOTG Motor Sportsが2025年のモータースポーツ参戦体制を発表。LM corsaが2025年シーズンのスーパーGT GT300クラスに投入する60号車Syntium LMcorsa LC500 GTのマシンカラーリングが初披露された。

 2025年シーズンも引き続き飯田章監督のもと、チーム加入12年目の吉本大樹、6年目の河野駿佑の不動のコンビ、そして第3ドライバーとして登録された伊東黎明がステアリングを握るLM corsa。2021年シーズンよりGTA-GT300規定のトヨタGRスープラGTで戦ってきたが、2025年シーズンはGTA-GT300規定のレクサスLC500にスイッチする。

 1月末には岡山国際サーキットでシェイクダウンが行われたが、大阪オートメッセ2025の初日となった2月7日に、同チームの体制とともにSyntium LMcorsa LC500 GTのマシンカラーリングも初披露された。

 カラーリングはシルバーを基調に、車体下面はブルー。そしてスポンサーであるシンティアムのブランドカラーであるグリーンのラインが入ったLM corsaらしいスタイリングとなった。

 飯田章監督は「レクサスLC500の新しいボディは非常にかっこよく、シャープで速そうに見えますね。今年は新たに黎明も加わり3人のドライバーで戦います。ここ数年の屈辱を晴らせるよう、ドライバーに頑張っていただきたいと思います」と意気込んだ。

 そして吉本は「実はこのクルマに代わることは2024年の夏頃から決まっていました」と語り始めた。

「そこから少しずつクルマも作り上げ、年末に届き、先日シェイクダウンを終えました。基本的にはaprのクルマで、本当にGRスープラと似ているのですけども、ホイールベースや重量配分が違ったりだとか、違うクルマになっています。なにより、すごくかっこよく、自分もプライベートでLCに乗りたいなと思うくらいです。気持ちも新たに、ここ数年は苦しいシーズンが続いていましたので、今シーズンこそはパリッといいレースがしたいと思います」

 そして河野は「LC500はGRスープラと似たような作りのところもあるのですけれども、乗った印象としては正直、思った以上に違うクルマだなと」と、シェイクダウンで感じた感触を語る。

「ただネガティブな要素はなく、本当に進化してるなという状況です。シェイクダウンは転がした程度で、チェック走行、慣らし走行で終わったのですけど、2月後半からは本格的なテストが始まります。去年、一昨年と苦労しているので、しっかりと開幕戦から良い結果が出せるようにしっかりテストで準備していきたいと思います。今シーズンもLM corsaの応援をよろしくお願いします」

 2024年の最終大会で第3ドライバーを務め、今季も第3ドライバーとして登録された伊東は「改めまして、今シーズンの第3ドライバーに登録させていただきました伊東です。クルマが新しくなるっていうことで、データとかもゼロからのスタートになると思います。クルマ作りとかも含めて吉本選手、河野選手、チームの方々からたくさん吸収しながら、少しでも力になれるように頑張りたいと思います」と、意気込みを口にした。

 ニューマシン投入で、ここ数年の悔しさを跳ね除けることはできるだろうか。2025年シーズンはLM corsaにとっても新たな戦いが始まるシーズンとなりそうだ。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定