相鉄13000系、新型車両を導入 - 前照灯は「未来を見つめる目」表現

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2025年02月07日 16:51  マイナビニュース

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相模鉄道は7日、相鉄線の新型車両13000系を2025年度から順次導入すると発表した。今回は新型車両の特徴となる前照灯のイメージ画像など公開している。全体パースと運行開始時期、運行区間、車両情報等の詳細は決まり次第、改めて発表するとのこと。


2014年以降、相鉄グループは駅舎、車両、制服など統一したコンセプトでデザイン・リニューアルする「デザインブランドアッププロジェクト」を展開してきた。今回、その第2フェーズとして、これまでのデザインコンセプト「安全×安心×エレガント」に「未来」というキーワードを加えた車両をデザイン。新型車両として導入することとした。

新型車両の前面は、水を切り拓いて進む、海の生き物の流麗な造形を参考にデザイン。前照灯はクリスタルカットされたアクリルを配置した相鉄のオリジナルで、新たに加えたコンセプト「未来」にもとづきデザインした切れ長の形状として、「未来を見つめる目」を表現する。入線時にホームから車両の横顔が美しく見える新設計を実施し、前照灯の内部は線路の色であるさび色をイメージした配色に。前照灯の両端部に「Concept Emblem(コンセプト エンブレム)」と呼ぶエッジの際立った部品を新設し、よりエレガントさを感じられる工夫を施すという。


車体前面は力強く頼りがいのある、それでいて優しさも感じられるような顔つきに。スピードを感じるシャープなエッジと有機的形状の融合した形状とする。新型車両13000系でも、横浜をイメージした濃紺色「YOKOHAMA NAVYBLUE」で車体を塗装する。



相模鉄道によれば、今後、瀬谷駅から北へ約2kmの場所で「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」が開催されるなど、これまで以上に沿線外の人々が訪れる見込みだという。新たなコンセプトにもとづく新型車両を順次導入することで、「次のステージ」へ、「未来」へ、相鉄線および相鉄線沿線のさらなる認知度向上・イメージ向上につなげるとしている。(MN 鉄道ニュース編集部)

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