“ドミノ効果”で交渉加速なるか…バイエルン、至宝ムシアラとの契約延長に自信?

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2025年02月07日 18:29  サッカーキング

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バイエルンの主軸として活躍中のムシアラ [写真]=Getty Images
 バイエルンがドイツ代表MFジャマル・ムシアラとの契約延長へ自信を深めているようだ。6日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 バイエルンは現地時間3日にドイツ代表GKマヌエル・ノイアーとの契約を2026年6月30日まで延長したことを発表。2011年夏の加入以降、公式戦通算547試合に出場し、数多くのタイトル獲得に貢献している38歳の守護神が在籍15シーズン目を迎えることとなった。また、翌日にはカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスとも新契約を締結。一時は退団濃厚と報じられていた快足サイドバック(SB)は、2030年6月末までの契約書にサインしている。

 一方で、チームの中核を担うムシアラとの契約延長交渉は未だ合意に達していない。現行契約は2026年6月末までとなっているが、バイエルンは他クラブへの流出を警戒し、かねてから延長交渉を進行。代理人への手数料なども含め、4年間で総額1億2000万ユーロ(約189億円)に上る大型契約の提示に踏み切るべく作業を進めていると報じられている。

 今回の報道によると、バイエルンはA・デイヴィスの残留がムシアラとの契約延長交渉の追い風となることを期待しているようだ。と言うのも、ムシアラはA・デイヴィスと非常に親しく、以前には「フォンジー(A・デイヴィス)とレロイ(・サネ)は僕の最も親しい友人なんだ。チームにとってピッチ内で重要な存在であり、ピッチ外の僕にとっても重要な存在だ。来年も彼らと一緒にプレーしたいよ」と語っていたという。

 “ドミノ効果”による交渉の加速を期待し、自信を深めているバイエルンだが、『ビルト』はあくまでクラブ側の提示額にムシアラが納得するか否かが焦点になると強調。契約解除条項の金額も含め、今後も交渉は続きそうだ。

 現在21歳のムシアラは2019年夏にバイエルンの下部組織へ加入し、翌年6月に17歳でトップチームデビューを飾った。攻撃の主軸に成長すると、ここまで公式戦通算191試合に出場し58ゴール37アシストをマークしている。

 なお、バイエルンは現行契約が6月末で満了となるドイツ代表MFジョシュア・キミッヒとの交渉も行っている。

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