MotoGPがタイ・バンコクで史上初のシーズンローンチ開催。記念撮影やファンとの交流で大盛況に

　2月9日、MotoGPはタイ・バンコクでチャンピオンシップ77年目のシーズン開幕を告げる史上初のファンイベント、シーズンローンチを開催した。生中継では世界中のファンが視聴、現地に訪れたファンとも交流した。

　このイベントはタイの首都バンコク市内に位置する多面的なレジャー＆ライフスタイルを提供するタイで最大規模の大型複合施設であり、新名所として急浮上する『One Bangkok（ワンバンコク）』で行われた。

　2月5〜7日にマレーシアのペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催された公式テスト後、タイに移動したMotoGPクラスの11チーム19名のライダーたちが特設ステージに登壇。オフィシャルテストで負傷した3名はビデオ出演となったが、会場に集まったファンと交流した。

　イベントは、新型BMW Mセーフティカーに先導されたトゥクトゥクが全22台のプロトタイプマシンを運んだ市内のパレードから始まり、大理石寺院、通称ワット・ベンチャマボピットで象徴的な記念撮影を実施。ワンバンコクに隣接するホテル、リッツカールトンからGPマシンのカラーリングを施した市販車に乗ったライダーが、ヒーローウォークを経由して、特設ステージに上がり、インタビューに応え、プレゼントを渡して、集まったファンと一緒に集合写真を撮影した。

　2025年の第1戦は2月29日から3月2日にタイのチャン・インターナショナル・サーキットで開幕する。