『べらぼう』“平蔵”中村隼人、お手柄!粋なセリフとドヤ顔に称賛続々「今日のMVP」「カモって言ってごめん」(ネタバレあり)

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2025年02月10日 08:10  クランクイン!

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大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第6回「鱗剥がれた『節用集』」より (C)NHK
 横浜流星が主演を務める大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK総合ほか)第6回「鱗(うろこ)剥がれた『節用集』」が9日に放送され、中村隼人演じる長谷川平蔵宣以が手柄を立てると、ネット上には称賛の声が相次いだ。(※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください)

【写真】平蔵(中村隼人)にもらった粟餅を手にする蔦重(横浜流星) 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第6回「鱗剥がれた『節用集』」場面カット

 蔦重(横浜)は、地本問屋の鱗形屋(片岡愛之助)のもとで本の制作を続けていくことを決意。蔦重と鱗形屋は“新しい青本を作ろう”と意気投合し物語を共作するようになる。

 そんな中、蔦重は『節用集』(国語辞典の一種)の偽板が出回っているという話を聞く。鱗形屋の不審な動きも察知していた蔦重は偽板制作の証拠を掴むと同時に、鱗形屋と西村屋(西村まさ彦)の密談も立ち聞きしてしまう。証拠を手にしたものの、告げ口は性に合わないと感じた蔦重は、自分から何もせず運を天に任せることにする。

 蔦重が鱗形屋を訪れていたある日。そこに吉原の客だった平蔵が姿を見せる。平蔵は『節用集』を見つけると「あったぞ! 偽板だ!」と声を上げ、鱗形屋は逮捕されるのだった。

 その後、蔦重は平蔵に複雑な胸中を吐露。証拠を握っていた蔦重は「ひと言“危ねえ”って言ってやりゃあ、こうならなかった」ともらしつつも、自分の野心のためにどこかで逮捕を望んでいたと告白。続けて「濡れ手に粟…棚からぼた餅…俺ぁうまくやったんでさぁ」とつぶやくと「けどうまくやるってなぁ…堪えるもんっすね…」と肩を落とす。

 すると平蔵は「世の中そんなもんだ」と答え、持っていた粟餅を蔦重に渡す。そして平蔵は「濡れ手に粟餅」と言い放ち「せいぜいありがたく頂いとけ。それが粟餅落とした奴への手向けってもんだぜ」と蔦重を励ます。感心する蔦重の顔を見た平蔵は、自分の言葉に手応えを感じて思わず自慢げな表情を浮かべる…。

 平蔵は、時代小説『鬼平犯科帳』の主人公・鬼平としても知られるキャラクター。本作の第1回では蔦重たちから“カモ”扱いされ、SNS上でも一部視聴者から“カモ平”と呼ばれていた。そんな彼の大活躍に、ネット上には「今日のMVPはカモ平改め鬼平さんだろ」「カモって言ってごめん」「鬼平が鬼平らしくなり始めてて、なんか嬉しい」などのコメントや「粋な男になってきた」「マジでいい男」といった投稿も集まっていた。
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