乃木坂46与田祐希「色気って奥深い…」 大人になって思う理想の女性像とは【卒業前インタビューVol.1】

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2025年02月10日 08:30  ORICON NEWS

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乃木坂46・与田祐希 撮影:谷脇貢史 (C)ORICON NewS inc.
 2016年9月に3期生として乃木坂46に加入し、本作で3冊目となる写真集『ヨーダ』(12日発売/光文社)を発売する与田祐希(24)。「等身大の自分を見てほしい」と挑んだ本作は、オーストラリアでロケを敢行。動物たちと触れあったり、ジェットスキーをしたり、童心に返ったようなあどけない表情やドキッとするような大人っぽさの両方が収録され、“与田祐希らしさ”が詰まった写真集となっている。インタビューでは、与田がどうしても会いたかったというウォンバットについてや、加入初期のキャッチフレーズ「小さいけど色気もあるとよ」にちなみ、24歳になった大人の与田が思う「色気」についても聞いた。(全3回の1回目)

【撮り下ろしカット】卒業直前…美しく儚い表情で微笑む与田祐希

■「いちばん好き放題やらせていただいた」5年ぶりの3rd写真集

――今回は5年ぶり3回目の写真集ということで、話を聞いたときの心境から教えてください。

【与田】乃木坂46にいるうちに3冊出せるとは思ってなかったので、うれしかったです。ファーストとセカンドがすごく楽しくて、自分の中でいい思い出になっているので、3回目の写真集も楽しみでした!

――2020年以来の写真集ですが、久しぶりということで緊張感はなかったですか?

【与田】そんなに久しぶりな気がしていなくて…あれから5年も経つんだっていう感覚です。2、3年前な感じがします。写真集以外でも、つい最近の出来事だと思っていたらだいぶ前だったということが多いです(笑)。

――2nd写真集のときは、写真集に向けての運動や食事制限などはあまりしなかったと話していましたが、今回はどうでしたか?

【与田】何もしてないですね(笑)。一応相談したんですけど、何もしなくていいって言われたので「じゃあしません」って(笑)。むしろ痩せないでって言われて安心したのか、なんならちょっと増えました(笑)。

――写真集発表時のコメントにもありましたが“ありのまま”の与田さんが見られそうですね。

【与田】見てる方がハッピーな気持ちになれるような写真集にしたかったんですけど、そうするにはまず私がとにかく楽しもうと。ファースト、セカンド写真集も楽しかったんですけど、いちばん好き放題やらせていただいた写真集になったかなと思います。

■正直もう破る殻がなくなったかも(笑)

――訪れたオーストラリアでは、大好きなウォンバットとも触れあえたと思いますが、本場のウォンバットたちに会ってみていかがでしたか。

【与田】オーストラリアに行きたかった理由も、ウォンバットがいるからというのはすごく大きくて。ウォンバットとピースした写真を撮りたいっていうのを最初に伝えて、それをかなえていただきました!日本でもそうなんですが、ウォンバットは一匹一匹顔が違うんですよ。それが魅力的だなと思ってて。

――全然わからなくて…すみません(笑)。

【与田】私が応援大使をしている大阪の五月山動物園のウォンバットも、顔見ただけで誰が誰かわかるんです。(マネージャーさんに)わかりますよね?

(マネージャーさん)いや…わからないよ(笑)。

【与田】え、うそでしょ?私だけ?(笑)。私からすると、ネットで見たウォンバットもこの時のあの子だってなります。本当に、人間ぐらい顔が違うんですよ!

――サード写真集は「殻を破った等身大の私を感じてもらえたらうれしい」とコメントしていましたが、個人的にここは殻を破れたなと思うところはありますか?

【与田】今回で、正直もう破る殻がなくなったかも(笑)。ファーストは初々しい感じしか出せなかったんですけど、セカンドは“アイドル”として求められてる姿を追求しながら、アイドルっぽい写真集になったんじゃないかなと思っていて。それがいいとか悪いとかじゃないんですけど、今回はアイドルとしての集大成でもあるけど、アイドルではなく、“与田祐希”っぽさが前面に出た写真集になったなと。

■『ヨーダ』は必然「いろんな角度から撮っていただいた」

――『ヨーダ』もすごく与田さんらしいタイトルだなと思いました。

【与田】今こうやって完成したのを見ると『ヨーダ』が必然だったのかなと思います。360度、上からも下からも、後ろからも正面からも、そして内面も、いろんな角度から撮っていただきました。私自身、使われると思っていなかった写真もありました(笑)。

――そんな与田さんのすべてが詰まった写真集。今でもたびたび話題に上がる「色気もあるとよ」というフレーズですが、セカンド写真集のときは、19歳の与田さんが「10代最後にして、少しは証明できたのでは(笑)」とコメントしていました。24歳になり、卒業直前となった今作では完全に証明できたと思いますか?

【与田】大人になって思うのは、色気って奥深いなと。人それぞれ感じ方は違うだろうし。だから今は、色気を出そうとはしていなくて、自然にしていてちょっとこぼれるぐらいが理想の女性だなと思うようになりました。昔はあればあるほどいいと思っていたんですけど(笑)、出そうとせずとも出るってすごい素敵だなって思って、そういう大人になりたいなって思います。

【プロフィール】
与田祐希(よだ・ゆうき)24歳 2000年5月5日生まれ 福岡県出身 身長:152センチ O型
16年に3期生として乃木坂46に加入。翌年、18thシングル「逃げ水」で大園桃子とともにWセンターを務める。19年6月から『bis』、同年7月から『MAQUIA』のレギュラーモデルに。『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(テレビ東京系2022、23、24年放映)など俳優としても活躍する。2月22日、23日のみずほPayPayドーム福岡での卒業コンサートをもって乃木坂46を卒業する。

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