“人間国宝”浪曲師・京山幸枝若の半生、新喜劇で 本人は先代役で出演「浪曲のギャグでアピールしたい」

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2025年02月10日 10:37  ORICON NEWS

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『浪曲師 京山幸枝若「人間国宝認定」記念公演』制作発表記者会見に出席した(左から)浅香あき恵、末成映薫、吉田裕、京山幸太、京山幸枝若、京山幸乃、月亭八方、池乃めだか、島田一の介 (C)ORICON NewS inc.
 浪曲師・京山幸枝若(70)が昨年12月、浪曲師として初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されたことを受け、記念公演が28日、大阪・なんばグランド花月で開催される。それに先立って、10日に概要発表会見が開かれた。

【写真】御年70!浪曲師初の人間国宝に認定された京山幸枝若

 公演では、幸枝若による浪曲「左甚五郎 掛川の宿」、京山幸太の“超”新作浪曲「ギャルサー!」をはじめ、幸枝若の半生を描いた吉本新喜劇を披露する。幸枝若役を吉田裕座長、幸枝若は先代の幸枝若役として登場する。

 幸枝若は先代と親子関係であったが、それを知らずに弟子入りし、17歳になるまで父親であることを知らなかった。それを聞いた吉田は「複雑すぎて、笑いに変えんの難しいでしょ!」とツッコミ。また「僕で大丈夫なのかなと…」と緊張や不安を口にしていた。

 幸枝若は「ぜひ、浪曲のことをとりあげていただきたい。新喜劇でも、浪曲のギャグとかでアピールしたい」と意気込み。「浪曲のおもしろさをNGK(なんばグランド花月)の人たちに伝えたい。NGKのファンの方に、浪曲もおもしろいよということを伝えたい」と話した。

■「浪曲師 京山幸枝若「人間国宝認定」記念公演」概要
【日程】2月28日(金)17:15開場/18:00開演
【会場】なんばグランド花月
【出演者】
口上:京山幸枝若
西川きよし、月亭八方、桂小文枝、ぼんちおさむ、里見まさと

浪曲:京山幸枝若(演目:「左甚五郎 掛川の宿」)
京山幸太(演目:“超”新作浪曲「ギャルサー!」)

新喜劇:
吉田裕、池乃めだか、島田一の介、末成映薫、浅香あき恵ほか
京山幸枝若、京山幸太、京山幸乃

漫才:オール阪神・巨人

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