トム・クルーズ主演、映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(5月23日公開) (C)2025 PARAMOUNT PICTURES. アメリカンフットボールの世界最高峰、NFLの王者決定戦「第59回スーパーボウル」が現地時間9日夜(日本時間10日午前)に米ルイジアナ州ニューオーリンズのシーザーズ・スーパードームで開催され、そのキックオフの直前に会場で流れた映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(5月23日公開)の映像の日本語版が到着した。主演のトム・クルーズが、急旋回するセスナ機に振り落とされまいと食らいつく新カットを含めたインパクト大の映像が満載だ。
【動画】『M:I/ファイナル・レコニング』スーパーボウル映像 本作は、2023年に公開された『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』の続きを描く。タイトルには、いくつもの意味を持つ語“レコニング”を引き継ぎ、さらには“ファイナル”と謳っており、シリーズの最後、はたまたイーサンの最期…など、さまざまな展開を推測させる意味深なものとなっている。前作のラストでイーサンが手にした”鍵”が導く運命は!?
到着した“スーパーボウル”映像は、おなじみの″トム走り“から始まり、海に沈む潜水艦や謎のドームが立ち並ぶ雪原、そして空を駆けるセスナ機といった陸・海・空あらゆるロケーションを舞台に、それぞれインポッシブル(不可能)なミッションが繰り広げられ、そのすべてで想像を超えるアクションシーンが用意されていることを垣間見ることができる。映像のラストには空を急旋回するセスナ機に振り落とされまいと食らいつくイーサン・ハント(トム・クルーズ)の姿が!
過去には『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』(15年)で、猛スピードで離陸する軍用機にしがみついたトムだが、今回は軍用機よりも縦横無尽に飛び回るセスナ機が相手。引きの画と共にセスナ機が飛んでいる高度やスピードを感じることができる浮遊感MAXな映像となっている。わずか数秒ながらもトムがいかにインポッシブルなアクションに生身で挑んでいるか、彼の空中アクションの最終形態を見ることができる。
22年に飛行中のセスナ機に腰掛けながら笑顔でファンにメッセージを送り話題となったトムだが、まさにその時のセスナ機も登場。がっちり″トム掴み”を見せるかと思いきや、さすがのトムも縦横無尽のセスナの動きに悪戦苦闘!?
監督のクリストファー・マッカリーは「Empire」誌の取材に対し、セスナ機のスタントや今回の映像にも一部登場している水中でのスタントだけでなく、それらを遥かに凌駕する「(観た人の)脳が溶けるようなスタントがある(“There are stunts in this movie that will melt your brain.”)」とも話している。どんな超絶スタントが隠されているのか、トムが今作でどのように“不可能”を“可能”にしているのか、期待は高まるばかりだ。
そして今回も意味深なせりふと共に映画史に残るシリーズのあの名シーンも収められており、シリーズ1作目から約29年にも及ぶ軌跡と集大成を思わせるものとなっている。そして今回の映像でも、トムは最後にこう語りかける。「僕を信じてくれ/最後のお願いだ」と。
今年最大の話題作として、トム・クルーズが日本中にイーサン・ハント&ミッション:インポッシブルフィーバーを巻き起こすこと間違いなし。“トムを信じて“続報を、そして公開日を待ちたい。
出演陣は、スパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハント役のトム・クルーズのほか、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ(『ミッション:インポッシブル3』以降シリーズ)、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムス(『ミッション:インポッシブル』全シリーズ)など、おなじみのメンバーに加え、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』から、グレース役のヘイリー・アトウェル(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)、パリス役のポム・クレメンティエフ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ)、ガブリエル役のイーサイ・モラレス(『バッド・ボーイズ』『ザ・タウン』)らが登場する。
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