体重わずか500グラムだった大型犬の赤ちゃん→たった1年で…… “圧巻の巨体”へ成長した姿に「やばいほんと」「涙が出た」

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2025年02月10日 22:03  ねとらぼ

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体重わずか500グラムだった大型犬の赤ちゃん→たった1年で……

 1日中暴れて泣き続ける子犬と向き合い、心身ともボロボロになりながら一緒に成長してきた飼い主とゴールデンレトリバーの記録がYouTubeで話題です。動画は、記事執筆時点で10万回以上再生されています。


【画像】1年後


 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「コロッケの飼い主 ゴールデンレトリバー1歳」。トリマーやトレーナー、犬の栄養管理士などの資格を持つ飼い主さんが、ゴールデンレトリバーの「コロッケ」くんとの日常を公開しています。


 この動画の投稿日は2025年1月18日。コロッケくんをお迎えしてちょうど1年が経過したことから、お迎え準備を含めた1年の成長記録を振り返ってみることにした飼い主さん。飼い主さんとコロッケくんは、どんな1年を過ごしてきたのでしょうか。


 まずは2023年11月5日、ブリーダーさんのところへ見学に行くところから振り返ります。コロッケくんのママに会いに行った飼い主さんは、同じ日に物件の内見に行き、即契約。なんでも1年ほどかけて探し、ようやく見つけた物件だったのだとか。


 11月18日、コロッケくんが誕生。体重はわずか500グラムという小さな命で、このとき生まれた5匹は全員男の子でした。


 11月20日。飼い主さんは「トレーナーとトリマーの資格を取ること」をワンコお迎えの条件として自らに課しており、まだトレーナーの学校に通っていました。


 しかし、予定していたより早くお迎えが決まったことから、全部の仕事をストップして毎日特訓に励み、条件にしていた資格を全て取得。このときは「これで準備万端!」と思っていたといいます。


 そして12月5日に引っ越し、12月11日に再びブリーダーさんのところへ行き、5匹のきょうだいの中からコロッケくんを選びました。


 2024年1月18日、ついにお迎えの日がやってきました。飼い主さん宅にやってきたコロッケくんは、いろんなことに興味津々。いっぱい遊んでいっぱい食べて、いっぱい寝て……最初は全てが学校で習った通りに進んでいき、コロッケくんはすぐにお手やタッチを覚えたそうです。


 1月22日、お迎え5日目でコロッケくんが体調不良になってしまいました。動物病院では異常なしという診察でしたがやはり心配で、1日中ずっとそばにいたという飼い主さん。しかし、今になって考えてみると、これはコロッケくんにとってあまりよくなかったのかもしれないとのこと。この後一体、何が起きるのでしょうか……?


 1月26日。これまではサークル生活でクレート(狭く囲まれた場所)の練習も平気だったコロッケくんが、1日中暴れて泣き続けるようになってしまいます。コロッケくんは荒れに荒れ、飼い主さんは腕や足がボロボロになり、育犬ノイローゼ期に突入してしまったのです。


 1月31日には抱っこ散歩デビューしました、が……家にいると泣き叫ぶため、1日中近所を徘徊(はいかい)していたのだとか。こんなにもかわいい時期なのに、飼い主さんはあまりこの時の記憶がないといいます。


 2月1日からは訓練士の先生に来てもらい、自宅での訓練をスタート。教科書にはない、コロッケくんに合わせた訓練の方法をイチから学び直すことになりました。早い時期にコロッケくんの“とにかくパワフルで頑固で気が強い”といった特性を見抜いてもらえたことで、すごく楽になったのだそうです。


 お散歩デビューをした後には落ちているものを食べ、引っ張り飛び蹴りするコロッケくんと歩きつつ、普通に歩くことの難しさを痛感した飼い主さんなのでした。


 その後はお風呂デビューをしたり、2週間に1回のペースで先生に来てもらって毎回問題点を確認しながら修正したり、どうにもこうにもコロッケくんに食べられてしまう髪の毛を切ったり、お花見をしたりと、ふたりは1歩ずつ前に進んでいきます。


 4月、飼い主さんはコロッケくんの“社会化”も兼ねて、以前通っていた学校に復学することにしました。学校にはたくさんの生徒とワンコがいるため、とてもいい刺激になったそうです。


 家での訓練と学校のおかげで落ち着いてきたコロッケくんは、サークル暮らしから1部屋フリーの状態で生活することに。このころからコロッケくんが自分から近づいてきて、甘えてくれるようになったのだとか。


 それまでは近づくと逃げ、触るのも嫌がっていたそうですが、やっと心を許してくれたようでうれしかったそうです。そして翌月には、家中フリーになりました。


 生後7カ月には体重28キロとなったコロッケくんは、相変わらずパワー系。飼い主さんはしょっちゅう引っ張られては転倒し、ケガをしていました。そこで本格的に筋肉トレーニングを始め、パワフルなコロッケくんとも戦えるように、また将来介護できるように「生涯抱っこするぞ!」と気合を入れました。


 8月には去勢手術を受け、たくさんの人にコロッケくんを知ってもらうきっかけになった「緊急地震速報が聞こえたらクレートに入る」という避難訓練の様子を公開。10月には水を飲んだ後に口をタオルで拭く「お口ちょんちょん」の様子を公開し、知らない人からも褒めてもらえるようになった喜びをかみしめる飼い主さんなのでした。


 11月18日、大きなケガや病気もなく、無事に1歳の誕生日を迎えたコロッケくん。一緒にバーベキューをしたり、旅行をしたり、クリスマス会をしたり、年越しパーティーをしたり、お正月におせちを食べたり……飼い主さんはこれまでどうでもよかったイベントも、コロッケくんがいてくれるから楽しくなったと語ります。


 犬との暮らしは自分の時間も減るし、お金もかかるし、心配事も増えるし、決して楽しいことばかりではない。けれどその全てがいとおしく、存在してくれるだけで尊い。


 そう語りつつ、“うちの子記念日”を迎えたコロッケくんに「家族になってくれてありがとう、これからもずっとずっとよろしくね」と伝える飼い主さんなのでした。なお、コロッケくんはすくすくと成長し、現在の体重は33キロになったそうですよ。


 飼い主さんとコロッケくんの感動的な成長記録に、コメント欄には「愛があふれてる」「コロッケの成長がすごいし飼い主さんの努力がすごい」「ママさんの愛情が伝わってきて涙が止まりません」「犬を飼うことってこんなに大変だったんですね……!」「まじかわいいやばいほんとに」「涙が出た〜〜世の中のペットたちがこれくらい大事にされる世の中ならなぁ」といった声が寄せられています。


 飼い主さんとコロッケくんの日々はYouTubeチャンネル「コロッケの飼い主 ゴールデンレトリバー1歳」のほか、X、Instagram、TikTokでも公開中です。


動画提供:YouTubeチャンネル「コロッケの飼い主 ゴールデンレトリバー1歳」



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