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【写真】仲良くハートを作る西垣匠&⼆宮健監督
本作は、1970年に「週刊少年キング」で連載された鬼才・手塚治虫原作の壮大なSF青春ストーリー『アポロの歌』を現代解釈したダークファンタジー。原作は、人間のダークな部分を掘り下げた手塚のノアール作品“黒手塚”とも呼ばれている。手塚が「愛のいくつかのケースについて、それが人間の生き方とどうかかわりがあるかを描きたいと思いました」との言葉を残しているこの物語を、手塚プロダクション監修のもと、現代解釈版の物語として蘇らせた。
佐藤の演じる近石昭吾は、幼少期の体験が原因で、男女が愛し合うことを憎むようになったというキャラクター。「難しい役柄で、喫煙やワンナイトという、これまで自分が演じたことのないシチュエーションもありました。現場でどんな気持ちになるだろうかと思いましたが、(演じてみて)とても面白かったです。難しかったですが、こういう役をやりたかったんです。たばこの吸い方もわからなかったですが、大人に教えてもらいました(笑)」と自身にとって新境地となったと語る。
そして高石の演じる役は、立場も全く違う人物に転生していくという役どころ。「こんなにやりがいのある作品に出会えたのは、奇跡だと思います。どの役を演じる際も一貫して大切にしようとしたのは、とにかく昭吾を愛するということ。愛が深すぎて、またその愛の形が話数によって変わっても行きます。いろんな愛の形を感じられて、演じていてたくさん学びました」と明かした。
この日は監督も登壇したということで、キャストから監督に質問する時間も。佐藤は「演出することは、人を見つめる仕事でもあると思います。僕も今オーディションで人を見ているのですが、監督はどういう目線で人を見て、良さを引き出していますか?」と、「timelesz project」に役立てるための質問をする。
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さらに、それぞれを「このひと〇〇王」に当てはめ、撮影期間を振り返るコーナーも。佐藤のことを「キャンピングカー王」と名付けた西垣は、佐藤が静岡ロケに毎回キャンピングカーで来ていたという情報をリーク。佐藤は「いろいろ説明することがあるなぁ(笑)」と苦笑いを浮かべ、「スタンバイ場所のないロケ現場もあるので、撮影のために便利だと思って」と理由を説明。しかし、ロケ終盤にエンジンがかからなくなってしまったそうで、「歴史のある古めのやつを借りてしまったので。マネージャーさんがなんとも言えない顔をしていました」と話して、観客の笑いを誘っていた。
ドラマイズム『アポロの歌』は、MBSにて2月18日より毎週火曜24時59分、TBSにて同日より毎週火曜25時28分放送。
※高石あかりの「高」は「はしごだか」が正式表記
※手塚治虫/手塚プロダクションの「塚」は旧字体が正式表記