前日会見に出席したFWロドリゴ [写真]=Getty Images レアル・マドリードに所属するFWロドリゴが、マンチェスター・シティ戦に向けた前日会見に出席した。10日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
白い巨人の“11番”には忘れられない一夜がある。2022年5月4日に『サンティアゴ・ベルナベウ』で行われたチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦。当時21歳のロドリゴは、後半終了間際の2分間で2得点を決める値万金の大仕事をやってのけて、レアル・マドリードを逆転勝利へと導いたのだ。あのシーズンを境に、ここまで途切れることなく欧州最高峰の舞台で相見えてきた両者は今シーズン、ラウンド16進出を懸けたプレーオフラウンドで激突する。
まず、前述したマンチェスター・シティ戦を回顧したロドリゴは「数日前、(フェデリコ・)バルベルデと当時のシティ戦を見ながら話をしたんだ。こんな夜をまた経験できるだろうか、ってね。もう一度起こるかはわからないけど、人生最高の夜だったよ」と思いを巡らせた。
ロドリゴにとって、過去3年間(6試合)で4得点を記録しているマンチェスター・シティは、相性の良い対戦相手と言えるだろう。ただ、難敵であることに変わりはないと強調した同選手は「彼らとの対戦は、いつだって難しいもの。ファーストレグは(敵地だから)大きなプレッシャーがかかるし、なおさらね。昨シーズンと同じメンタリティで臨まなければならない」としつつ、「マンチェスター・シティは、僕がここ数年で得点を挙げている相手なのは確かだけど、常に手強い。今はとても良いコンディションで、決定的なプレーができていると思うし、どの試合でも活躍できるように努力している。難しい試合になるが、僕が決定的な仕事をしなければならない」と決意を口にした。
また、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督に「卓越した選手」と絶賛されたロドリゴは、「嬉しいね。だって、彼はフットボール史において偉大な監督のひとりだから。でも明日は、マドリーがすべてうまくいくことを願っている」と明かしている。
チャンピオンズリーグにおいて、4年連続となる同カード。敵地『エディハド・スタジアム』でのファーストレグとなるが、“マンCキラー”はレアル・マドリードに先勝をもたらすことになるのだろうか。