キックボクシング大会『RISE VOA』でデビューを果たした宮迫博之 (C)ORICON NewS inc. 元雨上がり決死隊の宮迫博之(54)が11日、東京・大手町三井ホールで行われたキックボクシング大会『RISE VOA』出場。キックボクシングデビューを果たした。
【写真】白熱の試合!キックボクシング大会に出場した宮迫博之 宮迫は第10試合に登場。対戦したのはPTA会長の肩書きを持つ若林元樹(50)だった。試合は、1分30秒の2ラウンドでインターバルは1分、10ポイント減点制となる。2ラウンド終了後にジャッジ3者の判定で2票以上獲得した者の勝ち。有効打の的確度、相手へのダメージ、積極性を有効ポイントとし、有効打及びダメージはマイナス1ポイント、ダウンはマイナス2ポイント、反則はマイナス1ポイントとなる。1R中のダウン2回でKOとなる。
オープンな打ち合いとなった試合。2Rからは宮迫が打ち込まれる展開に。最後は宮迫が判定負けで、若林の勝利となった。
試合後には取材にも対応。「人生初めて格闘技大会に参加させてもらいました。参加するというのでも、いろいろ賛否両論あったと思うんですけども、この年代、50代超えても、いちから何にでも挑戦できるんだというのを見せたかった。ちょっと残念ながら試合には負けてしまいましたけど」と胸を張った。
ただ、挑戦することになった発端の人物にはクレームも。「もともと鈴木おさむくんの提案で出たんですけども、当の本人がラジオの生放送で来てない。今度会ったら、どついたろ思ってます」と笑わせつつ「すごくいい経験をさせてもらいました」と話した。
また、記者から「試合を粗品さんも評価してくれるのでは?」という質問が。宮迫は「いろいろあって、いろんなことで僕の名前を出してくれる。あいつ、ファンなんちゃうかな」と笑わせつつ「ファンは殴れない」と報道陣の質問を先回りして粗品との試合を否定して笑わせていた。
宮迫のYouTubeチャンネルに今年1月6日に公開された「とんでもないことになりました。」と題された動画では、昨年8月に行われた元放送作家・鈴木おさむ氏との会議映像を公開。チャンネルの現状について鈴木氏は「金銭面や再生数が厳しくなってきている」と指摘した。あわせて、鈴木氏は「コアなファンを獲得すべき」として、宮迫がキックボクシングの大会に挑戦することを提案。「半年から1年かけて大会を目指し、全力で努力する姿を見せることで、応援する人が増えるはず」とアドバイスを送った。これを受けた宮迫は、「何かに向かって汗をかいている姿を見せたい」として、この挑戦を決意。動画内で「私、宮迫博之、キックボクシングの大会に出ます!」と力強く宣言していた。