<フィギュアスケート:冬季アジア大会>◇11日◇中国・ハルビン◇男子ショートプログラム(SP)
【ハルビン(中国)=竹本穂乃加】世界選手権(3月・米ボストン)代表の佐藤駿(21=エームサービス/明治大)が、思わぬ苦戦を強いられた。
冒頭の4回転ルッツは加点を引き出す上々の出来だったが、「終わった後に右足に力が入らなくなった」。次に予定していた4回転−3回転の連続トーループは1本目に転倒し、最後のトリプルアクセル(3回転半)でも再び転倒。最後まで立て直すことが出来ず、70・02点の5位発進となった。
「調子も悪くなかった」と首をひねる結果となったが、初出場の世界選手権に向けて13日のフリーで巻き返したいところ。「次につながるような試合に出来たらと思っています」と自分に言い聞かせるように語った。
昨年末の全日本選手権を初優勝した鍵山優真(21=オリエンタルバイオ/中京大)が、103・81点で首位発進。23年世界選手権銀メダルのチャ・ジュンファン(韓国)が94・09点で2位だった。
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