愛する彼氏が、会いに来てくれない……私のことはもう、飽きちゃったの……?
Xユーザーの「Kiki」さんが投稿した1枚の画像。そこに写っているのは、野良猫の彼氏に恋をしているラガマフィンの女の子・モカちゃんです。
画像に写っているモカちゃんは、まるでいじけたような様子で椅子に横たわっています。床を見つめ、毛流れにも力がなく、ヒゲもフニャッと下がり気味。全身から溢れ出るアンニュイな雰囲気は、自由気ままな野良猫の彼氏が家に遊びに来てくれないからなのだとか。
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モカちゃんの彼氏猫はKikiさん宅の庭にたまに現れる、ブルーの瞳の男の子。2匹の初めての出会いは2年前ですが、関係が深まったのは最近とのこと。
近所にいる野良猫ちゃんたちの、ちょっとした溜まり場になっているというKikiさん宅の庭。家猫のモカちゃんは、庭が望める縁側にたたずみ、集まる野良猫ちゃんたちをガラス窓越しに眺めているそうです。
まるで町外れに暮らす深窓の令嬢と、下町の不良少年たちを思わせる関係性。親に秘密の夜遊びや、バイク2人乗りの逃避行がある恋愛ドラマのようで、妙に胸が躍ります。
しかしフィクションに登場する深窓の令嬢とは違い、モカちゃんは結構アグレッシブな性格。気に入らない野良猫たちがいると、ガラス窓に体当たりして威嚇するのだとか。
ところがモカちゃんが唯一、大人しく振る舞う相手がいます。それがブルーの瞳の彼氏猫。Kikiさん曰く、モカちゃんは彼氏に対してだけは威嚇行動をとらないのだそう。
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……ヤンチャな野良たちからも恐れられる、男勝りなモカ。「骨のあるオスはいないのかしら!」と窓に向かってため息ばかりの日々に、ふらりと現れたカレ。吸い込まれるようなブルーの瞳に、モカはハッと言葉を失って……うわあ、まずい、妄想が止まりません。
とにかくブルーの瞳の彼氏に首ったけなモカちゃんですが、モテるオスの性なのでしょうか、お相手は滅多に庭に現れず。
Kikiさんによると、モカちゃんは朝から晩まで縁側にいるそう。彼氏を待っているのか、ただのお気に入りスポットなのかは我々にはわかりませんが、前者なのだとしたら、ちょっぴり切ないです。
落ち込むモカちゃんの様子がXに投稿された日以降、生憎の天気により、彼氏を含めて野良猫たちは庭に現れていない、とKikiさん。
春が近づいて暖かくなると猫が集まり出すとのことなので、モカちゃんはもうしばらくの辛抱なのかもしれません。
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モカちゃんにも素敵な春が訪れますように。
<記事化協力>
「Kiki」さん(@raiminmoca)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025021201.html
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