なにわ男子・長尾謙杜主演『おいしくて泣くとき』に安田顕、美村里江、ディーン・フジオカら出演決定! 本予告も解禁

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2025年02月12日 09:10  クランクイン!

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映画『おいしくて泣くとき』メインビジュアル (C)2025 映画「おいしくて泣くとき」製作委員会
 なにわ男子・長尾謙杜が劇場映画初主演を務め、當真あみがヒロインを演じる映画『おいしくて泣くとき』より、メインビジュアルと本予告映像が解禁。また、Uru「フィラメント」が主題歌に決定し、追加キャストとして安田顕、美村里江、ディーン・フジオカらの出演が発表された。

【動画】長尾謙杜・當真あみが思いを叫ぶ 映画『おいしくて泣くとき』予告編

 本作は、森沢明夫による同名小説を実写映画化。主人公・心也を長尾謙杜、ヒロイン・夕花を當真あみが演じる。監督を務めたのは、森沢の著書を映画化した『大事なことほど小声でささやく』を監督した横尾初喜。森沢と再タッグを組む。

 幼い頃に母親を亡くした心也と、家に居場所がない夕花。同級生の2人はひょんなことから「ひま部」を結成、孤独だった2人が互いに距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。行き場のない思いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。突然の別れから30年、明かされる彼女の秘密とは−。

 このたび、追加キャストが解禁された。ひとりで子ども食堂を切り盛りし、不器用ながらどんなときでも息子に寄り添おうとする心也の父親・耕平を安田顕、心也の亡き母・南を美村里江、そして突然離れ離れになった夕花の幸せを願い続けながら、父の想いを受け継ぎ食堂を守る30年後の心也をディーン・フジオカが演じる。そのほか、水沢林太郎、芋生悠、池田良、田村健太郎、篠原ゆき子、安藤玉恵といった実力派俳優たちが脇を固める。

 本作への出演について、安田は「出演のオファーをいただく際、プロデューサーさんがお手紙をくださり、その想いに胸が熱くなりました」、ディーンは「このあたたかく、優しさに満ちた作品が、多くの方々の心に届き、少しでも社会に良い影響を生み出すことを、心から願っています」とそれぞれコメントしている。

 ついに完成となったメインビジュアルでは、抱き合う心也と夕花の泣き顔を捉えた切なさあふれる2人の姿が映し出されており、足元にはクローバーが広がる。新たに添えられた「世界のどこかで 君が笑っていますように」という印象的なコピーには、離れてしまっても相手の幸せを想い続ける切実さが表現され、さらに切なさを増す。最下段には今回出演が発表となった30年後の心也(フジオカ)と心也の父・耕平(安田)の姿も添えられている。

 あわせて解禁となった本予告。前回解禁となった特報映像は30秒の短さながら大きな反響を呼び、公式SNSは1日もたたずにフォロワー数が1万人超、YouTubeではあっという間に50万回再生を超えた。今回の本予告では、母親を亡くした心也と家に居場所のない夕花、それぞれ孤独を抱えた2人が心を通わせていく様子から突然の別れまでが描かれる。30年の時を経て、大人になった心也のもとに届いた、夕花が姿を消した秘密とは──?

 心也と夕花が思いの丈を叫ぶ声とともに、感情を高めていくのは今回初解禁となる主題歌「フィラメント」。手掛けるのはテレビアニメや映画、ドラマなど多くの主題歌を担当し、その透明感あふれる歌声で全世代から熱い指示を集めるシンガーソングライター・Uruだ。森沢明夫原作の映画『夏美のホタル』の主題歌が自身のデビュー曲で、森沢作品2度目の主題歌を務める。

 タイトルの“フィラメント”とは、電球・真空管などの内部にあり、電流を流して熱電子を放出する線のこと。本作への主題歌に込めた思いについてUruは、「起きていることは辛く苦しいことなのだけれど、この作品の登場人物全員に凛とした強さと太い芯のようなものを感じ、それをそのまま曲にしました。苦しみや悲しみの中で途絶えそうになっても、小さな明かりだけはずっと灯していたいなと思いながらこの『フィラメント』を歌いました」とフィラメントがなしている役割と本作に描かれる心也と夕花の思いを重ねた。

 楽曲について横尾監督、原作の森沢明夫、そして主演の長尾謙杜がコメントを寄せている。長尾は「Uruさんの歌詞、歌声からパワーや希望を感じ、『おいしくて泣くとき』の青さ、切なさも見事に表現してくださっていて感動しております」と感謝を述べている。

 映画『おいしくて泣くとき』は、4月4日より全国公開。

※安田顕、ディーン・フジオカ、長尾謙杜、横尾初喜、森沢明夫、Uruのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■安田顕

 出演のオファーをいただく際、プロデューサーさんがお手紙をくださり、その想いに胸が熱くなりました。その後、森沢明夫さんの原作を拝読し、感動。大好きな小説。大好きな映画に出会えました。ぜひ、ご覧ください。

■ディーン・フジオカ

 本作では、子ども食堂の存在がテーマのひとつとして描かれています。私自身がこれまで“FamBam フードドライブ”という食品寄付活動に取り組んできたこともあり、この役を演じることが子ども食堂の支援活動へと繋がれば、という願いも込めて今作に挑みました。このあたたかく、優しさに満ちた作品が、多くの方々の心に届き、少しでも社会に良い影響を生み出すことを、心から願っています。

■長尾謙杜(主演)

 この歌を聴いた時、とても映画にぴったりだと感じました。心也と夕花の日々が詰め込まれた歌詞で、僕は撮影の日々をすぐ思い出しました。映画を観られる方は曲を聴くだけでたくさんのシーンがふわっと頭に浮かんでくるんじゃないかな? Uruさんの歌詞、歌声からパワーや希望を感じ、『おいしくて泣くとき』の青さ、切なさも見事に表現してくださっていて感動しております。Uruさんの歌声で『おいしくて泣くとき』をより華やかにして頂き、大変嬉しく思います。

■横尾初喜(監督)

 Uruさんの優しくも芯のある歌声が、心也と夕花の心の中を映し出してくれているようで初めて聞かせていただいた時、心震えました。書き下ろしていただき本当にありがとうございます。映画とともに、この歌がたくさんの方々の心に届くことを願っています。

■森沢明夫(原作者)

 初めて「フィラメント」を聴いたとき、切なくも優しい心也と夕花の心情が胸に沁みてきて、思わずウルっとしてしまいました。心に傷を負いつつも必死に未来を見詰める人たちの救いとなる「応援歌」にも聴こえます。

■Uru

 起きていることは辛く苦しいことなのだけれど、この作品の登場人物全員に凛とした強さと太い芯のようなものを感じ、それをそのまま曲にしました。

 10年という言葉が歌詞に出てきますが、私もこれまでの10年を振り返ることができましたし、これからの10年の中で、心也や夕花のように変わらず自分らしさと小さな夢を燃やし続けていこうと思えた作品です。

 苦しみや悲しみの中で途絶えそうになっても、小さな明かりだけはずっと灯していたいなと思いながらこの「フィラメント」を歌いました。人の温かさや、誰かを想うことで強くいられること、夢や希望を持ち続ける強さや勇気を感じることのできるこの作品と共に、この曲がみなさんの心に響いてくれたら嬉しいです。

 主題歌を歌わせていただき、ありがとうございました。
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