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【写真】『FEMME フェム』メイン写真
本作は、2021年に英国アカデミー賞にノミネートされた同名の短編を基に、サム・H・フリーマンとン・チュンピンが長編映画化したラブ・サスペンス。主演は『キャンディマン』のネイサン・スチュワート=ジャレット、最新作『けものがいる』が日本公開を控えるジョージ・マッケイ。ベルリン国際映画祭で初披露され、英国インディペンデント映画賞では11部門ノミネートされるなど、賞レースを賑わせた。
ナイトクラブのステージで観客を魅了するドラァグクイーン、ジュールズはある夜、ステージを終えタトゥーだらけの男プレストンと出会う。だが、その出会いは突然、憎悪に満ちた暴力へと変わり、ジュールズの心と体には深い傷が刻まれる。舞台を降り、孤独な日々を送りながら、彼は痛みと向き合い続けていた。
数ヵ月後、偶然立ち寄ったゲイサウナでジュールズはプレストンと再会する。ドラァグ姿ではない彼を、プレストンは気づかぬまま誘う。かつて憎悪に駆られジュールズを襲った男が、実は自身のセクシュアリティを隠していたことを知ったジュールズ。彼はその矛盾を暴き、復讐を果たすため、密会の様子を記録しようと計画する。ところが、密会を重ねるたび、プレストンの暴力的な仮面の奥にある脆さと葛藤が浮かび上がる。プレストンの本質に触れるたび、ジュールズの心にもまた説明のつかない感情が芽生え始める。待ち受けるのは復讐か、それとも…。
このたび解禁されたポスタービジュアルは、ドラァグクイーンに扮したネイサン・スチュワート=ジャレットと、首に大きなタトゥーがある狂気を放つ男に扮したジョージ・マッケイが鋭い眼光を放つ表情が切り取られたもの。「誘惑こそ復讐」というコピーとともに、ヒリヒリとした緊張感漂うビジュアルとなっている。
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