上田綺世所属のフェイエノールト、新監督候補にテン・ハフ氏が浮上…母国で再出発なるか?

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2025年02月12日 19:28  サッカーキング

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昨年10月までマンUを率いたテン・ハフ氏 [写真]=Getty Images
 フェイエノールトの新監督候補にエリック・テン・ハフ氏が浮上しているようだ。11日、オランダメディア『AD』やイギリス紙『ミラー』が伝えている。

 日本代表FW上田綺世も所属するフェイエノールトは、昨年夏にアルネ・スロット元監督がリヴァプールの指揮官に就任したことを受け、後任としてブライアン・プリスケ氏を招へい。しかし、新体制ではチャンピオンズリーグ(CL)で決勝トーナメントプレーオフ進出を決めた一方、エールディヴィジでは21試合消化時点で首位アヤックスと「12」ポイント差の5位に留まるなど、不安定な戦いが続いていた。

 このような現状を考慮し、フェイエノールトは一貫性のない結果や相性の悪さなどを主な理由として挙げつつ、現地時間10日にプリスケ監督の解任を発表。翌日にはU−21チームのパスカル・ボスハールト監督が暫定的にトップチームを率いることが明かされたが、正式な指揮官は決定していない。

 報道によると、フェイエノールトは新監督の候補として、エールディヴィジでの経験豊富なテン・ハフ氏を注視しているとのこと。同氏はライバル関係にあるアヤックスをかつて率いていたが、4年半で3度のリーグ優勝を果たした手腕を高く評価する声があり、交渉に発展する可能性もあるという。なお、テン・ハフ氏がオランダでの現場復帰に前向きか否かは現時点で不透明だと報じられている。

 現在55歳のテン・ハフ氏はバイエルンの下部組織やユトレヒトを率いた後、2017年12月にアヤックスの監督に就任。4年半で合計6つのタイトルをもたらしたほか、2018−19シーズンのCLではレアル・マドリードやユヴェントスを破り、準決勝まで駒を進めた。2022年夏にはマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任し、初年度にいきなりカラバオカップを制覇。しかし、2年目以降は不安定な戦いが続き、昨年10月に解任されている。

 直近ではドルトムントの監督就任の可能性も報じられたテン・ハフ氏だが、母国で再出発することになるのだろうか。

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