日本ラグビー協会は12日、都内で理事会を開き、大学生チームの公式戦ジャージーなどへの広告掲出を認めることを確認した。4月1日から適用される。
同協会は昨年から一部で制限を緩和していたが、公式戦に関するジャージー、パンツなどへの掲出は認めていなかった。岩渕健輔専務理事(49)は「各チームの活動が、多くの支援のもと持続的に発展できるように」する方策だと説明。より多くの人の目に留まるジャージーへの開放を決めた。
理事会内では「もっと早く認めるべきだった」という意見があったという。昨年から規制を緩和した状況や、他競技の事例も参考にして今回の判断に至った。
毎年1月に行われる「箱根駅伝」は、ユニホームの一部に掲出が可能。今年優勝した青山学院大は、右胸と右太ももに「妙高市」「水上村」の名を入れていた。一方、東京6大学野球など掲出を認めていない競技もある。
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