バルセロナに所属するレヴァンドフスキ [写真]=Getty Images バルセロナに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、現行契約に付帯する特殊条項の条件クリアに迫っているようだ。12日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在36歳のレヴァンドフスキは、母国ポーランドのズニチェ・プルシュクフ(当時3部)でプロキャリアをスタート。レフ・ポズナンを経て加入したドルトムントで世界トップクラスのストライカーに成長を遂げ、2014年7月から加わったバイエルンでは在籍8年間で公式戦375試合出場344ゴール57アシストをマークした。2022年7月にはスペインの強豪バルセロナへと完全移籍。3年目となる今シーズンも公式戦33試合出場31ゴール3アシストを挙げており、チームの攻撃陣を牽引するパフォーマンスを披露している。
昨年11月にはチャンピオンズリーグ(CL)通算100得点に到達し、史上3人目となる偉業を達成したレヴァンドフスキ。一方で、今年8月に37歳を迎える同選手は大ベテランの域に突入しており、一部メディアは年齢を考慮しながらサウジアラビアクラブなどによる関心を報じていた。
そんななか、『マルカ』は来季もレヴァンドフスキがバルセロナに残留する見込みと指摘。どうやら2026年6月までの現行契約には「シーズンの60パーセント以上の試合に出場しなかった場合、クラブが契約を解除できる条項」が付帯しているという。バルセロナは契約締結時に同選手の年齢に対する“保険”をかけていたものの、衰え知らずな活躍を続けるストライカーはまもなく規定の試合出場率を達成する模様だ。また同紙は、「バルセロナは今シーズンの彼のパフォーマンスを高く評価しており、契約解除を検討したことは一度もない」とも主張している。
なお、現時点でレヴァンドフスキはラ・リーガ得点王争いのトップに君臨中。CLでも得点ランキング2位につけている。