上原さくら「何度も辛い思いをするかなと思った」 認知症の母に言えない、辛い出来事を告白

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2025年02月13日 06:01  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

上原さくら(10年1月撮影)

タレントの上原さくら(47)が12日までに公式ブログを更新。「母に言えないこと」を告白した。


上原は「母に言えないこと」と題し「今日は私が大好きな伯母の誕生日です。生きていたら98歳かな。伯母は、去年の今ごろ亡くなったんだそうです。亡くなった事は数ヶ月経ってから知り、それもとても悲しかったです…。すぐに知らせてもらえなかったのは何故なのか、聞くのも遠慮してしまう、ひと言では説明出来ない事情があります…。私も弟も、子供の頃は『母よりも伯母が好き』くらいのレベルで、とても頻繁に伯母の家で過ごし、散々甘えさせてもらったので、長生きをしたといっても、やはりもうこの世に伯母がいないことが寂しいです」と昨年亡くなった伯母の思い出をつづった。


続けて「そして私の母。認知症になり、去年の秋からは老人ホームでお世話になっていますが、その母がおばは元気かしらね。さくら、悪いけどさ、時間があったら行ってあげてくれる? と、時々言うんです。母は伯母が亡くなったこと、知らないんです。私と弟で『言わないでおこう』と決めました。きっと1度教えてもすぐに忘れるから何度も聞いてくるし、そうすると、何度も何度も『亡くなったよ』と言わなきゃいけなくて、私たちも母も、何度も辛い思いをするかなと思ったからです」と伯母の死を母に伝えていないとし、その理由を説明した。


「母は昭和の始めの方生まれでは少し珍しく、2人姉妹なんです。だから、たった1人の姉がもういないのは悲しすぎて、生きる気力が減ってしまいそうで…。あ、すみません、別に母に『なんでもいいから長生きしてね』とは思ってないんですが だけど、高齢の母が悲しむのは可哀想だと思ってしまいます。伯母は母より11際年上なので、寿命の順番は正しいのですけどね。そんな感じで。今日は朝から伯母を思い出しながら過ごしています」と胸の内を明かした。

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