住野よる原作『か「」く「」し「」ご「」と「』映画化! 主演は奥平大兼×出口夏希 特報解禁

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2025年02月13日 09:10  クランクイン!

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映画『か「」く「」し「」ご「」と「』主演の(左から)出口夏希・奥平大兼 (C)2025『か「」く「」し「」ご「」と「』製作委員会
 住野よるの同名小説を、奥平大兼と出口夏希をダブル主演に迎えて映画化した『か「」く「」し「」ご「」と「』が、5月30日より公開されることが決定。特報とティザービジュアル6種が解禁された。

【動画】人気小説がついに映画化『か「」く「」し「」ご「」と「』特報

 原作は、『君の膵臓をたべたい』でデビュー以来、数々の人気作を手がけてきた住野よるの同名小説(新潮文庫刊)。2017年の発売から若者を中心に根強い人気を誇り、累計発行部数64万部を突破した人気作で、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の、純度100%の尊い日々を描く青春ラブストーリーだ。

 ダブル主演を務めるのは、奥平大兼と出口夏希。奥平は映画『MOTHER マザー』にてスクリーンデビューを果たし、日本アカデミー賞など数々の映画賞で新人賞を総なめにし、その後も『君は放課後インソムニア』、『赤羽骨子のボディガード』、『Cloud クラウド』などの話題作に立て続けに出演。さらに、現在放送中の日曜劇場『御上先生』(TBS系/毎週日曜21時)では、クラスの空気を支配してしまうようなジャーナリスト志望の生徒を演じ注目を集めた。本作では引っ込み思案で自分に自信の持てない主人公・京を演じる。

 出口は、モデルとして活動するほか、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』、『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話』、『赤羽骨子のボディガード』など俳優としても活躍の場を広げ、第46回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した。本作では底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う、三木直子(通称ミッキー)役を務める。

 そのほか、体育会系でいつも明るく笑顔な人気者・高崎博文(通称ヅカ)役に、ドラマ『離婚後夜』(テレビ朝日)で初主演も果たした佐野晶哉(Aぇ! group)。予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文(通称パラ)役に、映画『月の満ち欠け』で第46回日本アカデミー賞新人賞を受賞した菊池日菜子。内気で控えめな性格で、ある日突然学校に来なくなる宮里望愛(通称エル)役に、『違国日記』で新垣結衣とダブル主演を果たし、『あのコはだぁれ?』との両作品で第16回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞した早瀬憩。いま最も勢いのある若手キャストが集結した。

 メガホンをとったのは、『カランコエの花』、『少女は卒業しない』などを手掛けた新進気鋭の中川駿。中川監督は「はじめて原作を読んだとき、今の時代を生きていく上でとても大切なことに気づかせてくれる作品だなと感じました。若い世代の皆様に、この映画を楽しんで貰えたらうれしいです」とコメント。

 原作の住野は「この企画はコロナ禍も経て約六年をかけここまでたどり着きました。時間はかかってしまいましたが、時間をかけなければ出会えなかった監督さん、出演者の皆さん、スタッフさん達がおられます。今が最高の時になるよう、僕も出来るだけの尽力をさせてもらいました」と語っている。

 特報映像には、内気な高校生・京(奥平大兼)が、クラスの人気者の三木ことミッキー(出口夏希)の事を想い続けているが、「気持ちがみえてしまう」ことで、言葉にできない想いを抱えるもどかしい姿が映し出されている。さらに、大声で訴えかけるエル(早瀬憩)、マイペースなキャラクターであるパラ(菊池日菜子)の涙、そしてクラスの人気者であるヅカ(佐野晶哉)の笑顔も印象的に映し出され、5人が絡み合う展開に期待が高まる特報となっている。

 ティザービジュアルは6種(奥平と出口の2ショット、奥平、出口、佐野、菊池、早瀬の各1ショット)。奥平と出口の2ショットには、「もしも、好きな人の気持ちが見えてしまったら─」「この“かくしごと”を知ったとき、純度100%の涙が溢れ出す」という物語の展開を期待させるコピーが並び、その周りにさまざまな記号が舞うデザイン。各1ショットのビジュアルは、人物の周りにそれぞれ異なる記号と想いが配置されたデザインとなっている。

 映画『か「」く「」し「」ご「」と「』は、5月30日より全国公開。

監督、原作者のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■中川駿(監督)

はじめて原作を読んだとき、今の時代を生きていく上でとても大切なことに気づかせてくれる作品だなと感じました。その大切なメッセージを映画でも表現すべく、そして住野先生の世界を損ねてしまわぬよう、キャスト・スタッフと共に丁寧に作り上げました。若い世代の皆様に、この映画を楽しんで貰えたらうれしいです。

■住野よる(原作)

はじめましての方ははじめまして、知ってくださっていたらありがとうございます。原作者の住野よるです。まだ完成した映画は観ていないのですが、実はめっちゃ期待しています。この企画はコロナ禍も経て約六年をかけここまでたどり着きました。時間はかかってしまいましたが、時間をかけなければ出会えなかった監督さん、出演者の皆さん、スタッフさん達がおられます。今が最高の時になるよう、僕も出来るだけの尽力をさせてもらいました。何卒よろしくお願いします。
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