乃木坂46・与田祐希「マシュマロボディを目指しました」3rd写真集『ヨーダ』発売記念レポート

　2月12日に、アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希が、都内で行われた『乃木坂46 与田祐希3rd写真集 ヨーダ』（光文社）の発売記念取材会見に登場。制作経緯や撮影エピソード、また卒業後の活動予定について語った。

◾️こだわりの3rd写真集「これまででいちばん制作に携わらせていただいて」

　本書は、与田が「ずっと行ってみたかった」というオーストラリアのケアンズやブリスベンをロケ地に撮影された写真集。自身にとって3冊目となる写真集のオファーが来た際の気持ちを聞かれると「乃木坂を卒業する24歳というタイミングで、また写真集を出せることが嬉しかったです。集大成を見せないといけないというプレッシャーもありましたが、それ以上に楽しみな気持ちが大きかったです」と話した。

【画像】記者会見で質問に応える与田祐希の最新カット

　写真集のこだわりポイントを聞かれると「この3rd写真集が、これまででいちばん制作に携わらせていただいて。どこに行きたいか、どんな衣装が着たいのか……写真のセレクトもたくさん拘らせていただきました。自然体の自分を出せるようになっているのが3冊目のポイントです」と語る。

◾️身体作りはあえてしていない

　また写真集の撮影のために身体作りで準備したことは「あえて……してません！　マシュマロボディを目指しました」と明かす。「むしろ今より増えていて（笑）。行く前にも増えてましたし、現地でもたくさん食べました。それがいい形の結果になればいいなと思ってます」と笑顔で答える。　

 「生牡蠣が食べても食べても、食べきれないくらいあって（笑）。ポテトやフライドフィッシュも美味しかったです。お酒もたくさん飲みました」と現地での食事も楽しんだ様子。誌面を開いて紹介した、お気に入りカットは「お腹いっぱいで動けない、素の感じがすごくお気に入りです」と選んだ理由を明かした。

　またインパクト大の『ヨーダ』という写真集タイトルはグループの総合プロデューサー・秋元康が提案した10個ほどの候補の中から与田がセレクトしたとのこと。「メンバーやファンの方々が『めちゃくちゃ笑った』と言ってくれて。今になっても、この写真集は『ヨーダ』だなって改めて思います」と語る。タイトルは母親からの太鼓判もあったという。「母親と幼馴染の母親の3人で、ご飯を食べていた時にタイトル案の連絡が来て。一緒に見ていたんですけど、二人とも『ヨーダ』にめちゃくちゃツボっていて（笑）。お母さんにも相談したんですけど『ヨーダじゃない？（笑）』って言われました」とエピソードを明かした。

◾️写真集に点数をつけるなら「笑点」

　また乃木坂メンバーによる写真集の記者会見では恒例の質問「写真集に点数をつけるなら？」と聞かれると、与田は「来ました……（笑）。たくさん悩んだんですけど…“笑点”です！」と回答。「写真集の撮影中にも、乃木坂46に加入してからの8年半でも、たくさん笑いました。また、この写真集を手にとってくださった方が笑顔になってほしい、という想いも込めて“笑点”です。…座布団の枚数は、読んでくださった方にお任せします！」と話した。

　また2月22日、23日の2日間にわたる地元・福岡でのコンサートをもって、乃木坂46を卒業が控えている与田。「楽屋でもメンバーと『2週間後にはいないんだ』とお話ししていて。（卒業後も）楽屋だけでも行こうかな？と思うくらい、楽しい日々を送っています」と寂しさを語る。卒業コンサートの意気込みを聞かれると「やばい、ネタバレしちゃいそう！　ちょっと笑ってもらえるような仕掛けもたくさんあるので、全て出し切ったと思えるような最高のライブにしたいです。」と話した。

　卒業後の進路を聞かれると「ファンの方からも色んなイベントをしてほしいとお声をいただいていて。乃木坂ではできないようなイベントもしたい。女優業、バラエティも…あまり自信はないんですけど、好きではあるので、色んなことに挑戦したいです。まだ言えないことも多いんですけど、いつかお話しできる日が来たら改めてお伝えしたいです」と明かした。

　加入から8年半を過ごしたグループの思い出を聞かれると「お仕事でもたくさんの経験させていただいたんですけど、今ふと思い浮かんだのは、楽屋でメンバーとトランプをしている姿。みんなで呼ばれるギリギリまでUNOやトランプをして遊びながら、ケラケラと笑っている時間が大事な時間だったなと思います」とメンバーと過ごした時間を振り返った。

（取材・文・撮影＝リアルサウンドブック編集部）