マユリカ中谷の「こんな時に読みたいマンガ」 第5回 敢えてめちゃくちゃ暗い気持ちになりたい時に効く、読むとドン底まで気分が落ち込むマンガ

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2025年02月13日 17:51  マイナビニュース

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大の漫画好きで、漫画家として漫画賞の受賞歴もあるお笑いコンビ・マユリカの中谷さん。そんな中谷さんが「こんな時に読みたいマンガ」とは?



マイナビニュース・ホビーチャンネル公式Xで募集した、中谷さんに教えてほしい「こんな時に読みたいマンガ」をご紹介するコラム、最終回は「敢えてめちゃくちゃ暗い気持ちになりたい時に効く、読むとドン底まで気分が落ち込むマンガ」です。

○最終回:敢えてめちゃくちゃ暗い気持ちになりたい時に効く、読むとドン底まで気分が落ち込むマンガ



マイナビ連載、早いもので最終回です!

第一回からここまで全て読んで下さっている方がもしもいらっしゃったら本当にありがとうございます!


写真は最近買ったIISUという名前の良い椅子です

これに座って漫画を読むと最高です



さて!今回のテーマは「敢えてめちゃくちゃ暗い気持ちになりたい時に効く、読むとドン底まで気分が落ち込むマンガ」です!



これは是非「ぼくらの」を推させてください!


『ぼくらの(1)』(著:鬼頭莫宏、小学館刊) 出典:amazon


僕は高校生の時に「ぼくらの」に出会ったんですが、IKKIという聞いたことのなかった雑誌で連載していて、ちょびっと大人な香りが漂う印象でした

あらすじをしっかり説明すると、物語の根幹にあたる部分をネタバレしてしまうことになるので、さわりの部分を少しだけ……!



夏休みに、とある島での自然学校に参加した少年少女15人



海辺で洞窟を見つけたので探検していると、その奥で機械に囲まれた基地を作るココペリと名乗る男性に出会う



ココペリから「巨大ロボットに乗って地球を襲う敵を倒すゲームをしないか」と誘われ、興味本位で契約を結ぶが、実際に目の前に巨大ロボット「ジアース」が現れて……



というような感じ!



このあと明らかになる物語のフォーマットがまさに秀逸で、特定の主人公を定めずキャラクターの一人一人を深掘りしていくんですが、みんな中一とは思えない達観ぶりで、その話の重いこと重いこと!



SFとしても超一級、人間ドラマも超重厚!

基本的に救いはなく、最悪な気分になりながらもページをめくる手は絶対に止まりません!

全11巻でサイズ感も良く、アニメ版の主題歌「アンイントール」は作品の世界観を100%出力している超名曲!

併せて是非!!



みなさん全五回お付き合いいただきありがとうございました!



いつかどこかで、このコラムのオススメで知ったあの漫画を読みましたよ!って教えて下さいね!

ではまたどこかで!!



マユリカ 中谷 まゆりか なかたに 性別:男性 生年月日:1989年10月23日 身長/体重:171cm /75kg 血液型:A型 出身地:兵庫県 神戸市 趣味:絵を描く事(イラスト、マンガ、似顔絵) 特技:絵を描く事(イラスト、マンガ、似顔絵)/口笛/バク転/バク宙/ブラインドタッチ 出身/入社/入門:2010年 NSC大阪校 33期生 マユリカFANYファンクラブ:「うなぱっちん!! 〜いっちょあがり〜」 X:マユリカ中谷 (@YutaNakatani) この著者の記事一覧はこちら



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