マクラーレン、カモフラージュカラーの2025年型マシン『MCL39』でシルバーストンを走行

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2025年02月13日 21:50  AUTOSPORT web

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カモフラージュカラーのマクラーレンMCL39
 マクラーレン・レーシングは、シルバーストン・サーキットで2025年型マシン『MCL39』による走行を行った。

 ランド・ノリスとオスカー・ピアストリを擁するマクラーレンは2024年、パフォーマンスを改善させ、王者レッドブルを逆転することに成功した。ノリスはマイアミGPで初優勝を飾り、その後ピアストリもハンガリーGPで初優勝を記録。ふたりで合計6勝をマークし、マクラーレンは26年ぶりのコンストラクターズタイトルを獲得した。

 マクラーレンの発表によると、今回の走行はフィルミングデーを利用したもので、ノリスとピアストリがMCL39のステアリングを握った。またこの独特のカラーリングは今回限りで、正式なカラーは2月18日にロンドンで行われる全チームによる合同イベントで発表されるということだ。

 マクラーレンF1のチーム代表であるアンドレア・ステラは、2025年シーズンを前に、非常にチャレンジングな1年になるだろうと語った。

「今日シルバーストン・サーキットでMCL39が初めて走行するのを見ることができてうれしく思う。昨年はチャンピオンになったが、2024年はグリッド上の競争力の高さが浮き彫りになった。これは今年のチャンピオンシップにも通じるものだ。したがって、このタイトなフィールドで上位を争うために我々は集中し続けなければならない。エキサイティングだが、非常にチャレンジングな1年になるだろう」

「シーズンのスタートに向けて、可能な限り最善の準備をするために、チームは非常に懸命に働いてきた。昨年の戦いから多くのことを学んだので、今年の目標を押し上げるためにそれを活かしている」

「今日のためにマシンを準備してくれたチーム全員と、協力を続けてくれたメルセデスHPPの仲間たちに感謝する。オーストラリアでの最初のセッションまでにテスト時間を最大限に活用できるよう、我々は作業に集中する」

 またマクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、今年はドライバーズとコンストラクターズの両選手権で勝つために全力を尽くすとコメントした。

「今日は2025年のタイトル争いに向けての大きな節目だ。チャンピオンシップに挑戦するMCL39を初めてコースに投入し、チームのハードワークの集大成を披露できるのは素晴らしいことだ」

「どのチームも冬の間に進歩を遂げていると、我々は現実的にならなければならない。昨年はグリッド(の間のギャップ)がどれほど縮まったかが浮き彫りになった。それはこのスポーツにとって素晴らしいことだ。MCL38でチャンピオンシップを制してから、我々はさらなる前進を遂げたと信じているが、オーストラリアで予選を迎えるまでは自分たちがランキングのどこに位置しているのかわからないだろう」

「我々はレースを止めないチームだ。両選手権を制してウォーキングに帰るため、全力を尽くす」

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