築95年の長屋、寒さ・暗さの弱点克服した快適お宝物件“長屋リノベのスペシャリスト”アルジの工夫満載【住人十色】

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2025年02月14日 07:00  ORICON NEWS

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2月15日放送『住人十色 』より=大阪・阿倍野エリアにある築95年の長屋(C)MBS
 俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務めるMBSテレビ『住人十色』(毎週土曜 後5:00〜5:30)のあす15日放送回では、大阪・阿倍野の「築95年のお宝長屋」が登場する。

【番組カット】あふれる開放感!採光もしっかりの長屋のLDK

 今回は、ナビゲーターの海渡未来アナウンサーがスタジオを飛び出し、住人(アルジ)のお宅を訪問する。今回の舞台は、地価が高騰する阿倍野エリア。アルジは3人の子どもがいる5人家族。夫は建築家で、妻は惣菜屋を経営している。大阪市阿倍野区にあるレトロな4軒長屋に、夫妻の設計事務所と店舗がある。

 実は、昨年までこの長屋に住んでいたというアルジ一家。現在は、仕事場の4軒長屋から歩いて2分ほど。元は築95年の5軒長屋で、隣家と壁も屋根も共有している。立地抜群の24坪の長屋の価格は、土地と家屋を合わせて2800万円だったという。

 門を入ってすぐにあるのは前庭。採光や通風、プライバシー保護の面で便利な前庭があるのが、このエリアにある長屋の特徴だそう。家の中に入ると、明るく広々としたワンフロアが広がっており、海渡アナも思わず「長屋って暗くて狭いイメージだったんですけど、全然違いますね」と驚がく。購入時、1階は小さな部屋で区切られていたが、壁や建具を取り払ったという。さらに、外光を採り入れるため、2階の床を外し、長屋ならではの狭さと暗さを克服した。

 結婚後、阿倍野区エリアにある別の長屋で暮らしていたアルジ一家。狭いながらも人とのつながりが多い長屋暮らしを気に入っていたが、一方で、寒さや暑さ、暗さ、筒抜けの音といった長屋特有の問題にも悩まされていた。しかし、夫にはこれらを克服できるという自信があったという。というのも、実は夫はこれまでに46軒の長屋を再生してきた“長屋リノベのスペシャリスト”。長屋を知り尽くしたアルジだからこそ、デメリットを克服する快適リノベを実現したのだった。

 リノベーションの際には、立派な骨組みは残して、新たに吉野杉で補強。新旧を組み合わせて再生した。断熱材もきっちりと施し、断熱・調湿・吸音に優れた羊毛の天然素材「ウールブレス」を使用。さらに、木材でできた木毛セメント板を使うことで遮音性、吸音性をアップさせた。

 2階も間仕切りをなくし、広々した明るいベッドルームに変身。光は天窓から採り入れている。天窓は採光だけでなく、夏場は上にたまる熱い空気を排出するために利用。長屋での快適な暮らしに活躍している。

 立地は抜群。さらに寒い、暗いを克服し、快適に生まれ変わった長屋。当初、マイナスイメージがあった海渡アナも、アルジ一家の生活やそのコストを知り、「長屋は狙い目ですね!」と魅了された様子。夫は「建物に住んでるっていうより、町に住んでるというイメージ。子どもたちにも、そういう暮らし方とか、1人じゃないよっていうことを伝えられてるかなっていう気持ちもあります」と語る。

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