2025スーパーGT岡山メーカーテスト TGR TEAM SARDとの初テストをこなしたサッシャ・フェネストラズ 2025年のスーパーGT GT500クラスに、TGR TEAM SARDから参戦することになったサッシャ・フェネストラズ。2022年以来ひさびさのシリーズ復帰となるが、チームとともに初めてのテストを2月12〜14日に岡山国際サーキットで行われたGT500メーカーテストでこなした。
2020年からは、TOYOTA GAZOO Racingの一員としてスーパーGT、スーパーフォーミュラに参戦。2021年はコロナ禍もあり活動が制限されたものの、2022年にはライバルから親友となった宮田とのコンビでスーパーGTで1勝を記録している。その後、2023年からはフォーミュラEに参戦することになったが、今季はひさびさに日本に戻り、スーパーフォーミュラはTOM’S、そしてスーパーGTはTGR TEAM SARDから参戦することになった。
今回の岡山でのテストは、フェネストラズにとって初めてのTGR TEAM SARDとのテスト。「とても良い雰囲気だよ! 僕はGT500ではTOM’Sとしか仕事をしてこなかったので、日本でまた別のチームと一年をスタートできることにとても興奮しているんだ」と語った。
今季、TGR TEAM SARDは2020年以来のコンビとなる関口雄飛とフェネストラズ、そして脇阪寿一監督に加え、阿部和也エンジニアが加入。岡山でもその体制でテストを行っている。フェネストラズは「もちろん新しくエンジニアやメカニックと打ち解ける必要があるけど、エンジニアの阿部サンは僕がスーパーフォーミュラでKONDO Racingにいたときに(山下)健太のエンジニアだったから面識があるし、素晴らしいエンジニアだ」と評した。
「それとTGR TEAM SARDのような、シリーズにおけるアイコニックなチームに加わることができて嬉しく思っているし、今年はまた(関口)雄飛とコンビを組むことができる。昨日、監督の脇阪(寿一)サンとも話していたんだけど、僕のGRスープラでの最初の年のチームメイトだったからね。雄飛はすごく良いパートナーで、経験豊富だ。いろんなことを教えてくれるし、彼の経験から多くのことを学ぶことができるんだ」