佐野勇斗、“バディ”目黒蓮に7ページの手紙 自身が号泣「ずっとずっと友達で」【手紙ほぼ全文】

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2025年02月14日 20:19  ORICON NEWS

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“バディ”目黒蓮に7ページの手紙を読んだ佐野勇斗(右) (C)ORICON NewS inc.
 9人組グループ・Snow Manの目黒蓮(27)、ダンス&ボーカルグループ・M!LKの佐野勇斗(26)が14日、都内で行われた劇場版『トリリオンゲーム』初日舞台あいさつに登壇。佐野が、2日後に誕生日を控える目黒に感謝の手紙を送った。

【集合ショット】豪華すぎ!ブラックスーツで登場した目黒蓮&佐野勇斗ら

 今作は『ビッグコミックスペリオール』(小学館)で連載中の同名漫画(原作:稲垣理一郎、作画:池上遼一)を実写化したTBS系金曜ドラマ『トリリオンゲーム』(2023年7月期)の劇場版。天性の人たらしで口八丁な“世界を覆すハッタリ男”のハルを目黒、気弱だが心優しい“凄腕エンジニア”のガクを佐野が演じている。

 イベント中、佐野は一時降壇。その後、バルーン花束を抱えて客席をクセが強くも上手な「ハッピーバースデー」を歌いながら舞台上へ。公開日から2日後の16日に誕生日を迎える目黒をサプライズで祝福した。

 さらに、佐野は「昨日の夜書いたんですが、気持ちがあふれて7枚書いちゃった」と切り出し、感謝の手紙を披露。自身の日記を引用しながら、目黒との日々を振り返った佐野は「やっぱすげえ人ですね、目黒蓮さん」と感謝し、「何があっても僕は死ぬまで目黒くんの味方です。つらい時、たまには僕のことも頼ってください。もう何があっても全力で助けます。ずっとずっと友達でいようね」と伝えた。

 目黒は「いろんなお話をして乗り越えてきたことを、今の手紙で思い出しました」としみじみ。「俺じゃなくて、そっち泣くのやめれる?」と肘で佐野の涙をぬぐい、笑い合う一幕も。ハルとガクのような“熱いバディ愛”がさく裂していた。

 この日は、今田美桜(27)、福本莉子(24)、原嘉孝(29)、村尾嘉昭監督も登壇。江藤愛アナウンサーがMCを務めた。

【手紙ほぼ全文】
目黒蓮くんへ

めめ〜、元気ぃ?
今僕がこの文章を読んでいるときも、たくさんの人前ですらっとかっこよく長い足を見せつけていることでしょう。きれいな歯を輝かせてはにかんでいる姿が目に浮かびます。

『トリリオンゲーム』の撮影が終わってしばらく経ちますが、最近当時書いていた日記を読み返してみました。1つ1つのページにその瞬間の感情とか景色が蘇ってきて、目黒くんと一緒に過ごした日々がどれだけ貴重だったかを改めて実感しています。

最初にプロデューサーとか監督さんと面談をしたとき、目黒くんは本当にしゃべらないらしいと聞きました。どんな人なんだろうとすごく不安になったのを覚えています。でも、実際に初めて会ったときに、「あ、仲良くなれる」とすぐにわかりました。

初めて撮ったSNS撮影で、目黒くん、「将来、畑でオクラを作りたい」と言ってたの覚えてますか。それに対して僕は「僕、オクラ嫌いです。目黒くんが作ったものでも食べたくないです」と言ったんです。初めてお会いしたのにも失礼極まりない。そしたら目黒くんは、そんな僕に対して「そりゃそうだよね。オクラ嫌いなら食べられないよね」と全肯定してくれたんです。「優しすぎだろ。ついてこう」と軽率に思ったのを覚えています。

ここで、あの当時の日記を、ほんと少しだけ、紹介したいと思います。僕の日記を。

6月1日
目黒くんは本当にすごい。どれだけ疲れていても、「盛り上がってきた。楽しくなってきた」と自分を奮い立たせている。合間もずっとせりふの練習をしている。

6月6日
目黒くんやっぱすげえな。昨日も全然寝てないのに。そんなそぶりに全く見せない、本当に尊敬する。目標。こんな人と共演できてうれしい。

7月5日
きょうは1時間も寝られなかった。さすがのめめも意識が飛びそうだった。でも自分を奮い立たせて頑張っていた。すっげえや。

そしてインスタライブ。まさかの電話してくれた。配信止まったんすけど。俺のことも盛り上げようとしてくれて本当に優しい。うれしさ、感謝。尊敬の念が止まらん。めめラブ。今日もお疲れぴょんのすけ。

「ほんとに疲れてたんです。すみません」

それだけほんとにハードな日々だったでしょう。目黒くんは決して器用なタイプではもしかしたらないのかもしれません。でも、人一倍努力をして、どんなに疲れていても自分を鼓舞しながら全力でぶつかっていきますよね。そんな目黒くんに、僕はもう何度も助けられました。SNSとかバラエティとか、僕がもうどんだけおもしろくないこと言っても、もういつも笑ってくれるんです。でも、ただ笑ってくれるだけじゃなくて、本当に大事な場面で僕のことをちゃんと見て、支えてくれますよね。

去年の冬、僕がほんとに結構身も心もやられていた時期に、2人で休憩中に話したのを覚えてますか。取材だったんですけど。そこで目黒くんがこんなこと言ってました。

「毎日深夜まで働いて、1時間半後とかには集合で、それでも日々をなんとなく流したくなくて、心が壊れてしまったことがある。それでも俺が逃げたら終わりなんだよね。壊れないかもしれない壁に、何度も何度も何度も真正面からぶち当たっていくしかないんだよね」と言っていました。

未来が不安で、孤独でどうしようもなくなっていた僕に、同じ境遇で戦ってる人がいるんだ、1人じゃないんだと気づかせてくれました。それがどれだけ僕の救いになったことか。家に帰ってから涙が止まりませんでした。目黒くんがこれまでどれだけ多くのものを背負って、それでも前に進んで今を生き抜いているのかを考えたら、俺はもっと頑張ろうと思いました。

そして「佐野くんはそのままでいいよ。佐野くんを正解にしよう」と言ってくれました。この言葉がどれだけ今の僕を支えてくれてるか、言葉では言い表せません。やっぱすげえ人ですね、目黒蓮さん。こんなに僕にたくさんのものをくれた目黒くんに、僕は恩返しがしたいです。僕にできることは少ないかもしれませんが、これだけは言わせてください。

何があっても僕は死ぬまで目黒くんの味方です。
つらい時、たまには僕のことも頼ってください。
もう何があっても全力で助けます。
ずっとずっと友達でいようね。

そして最後です。2人で約束した夢をかなえれるように頑張ります。
出会ってくれてほんとにありがとう。

最強バディ佐野勇斗より。
PS.そろそろ家行かせろ。

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