笠松将、『ガンニバル』シーズン2は「僕らからの熱烈なラブレターです!」

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2025年02月15日 08:30  ORICON NEWS

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『ガンニバル』に出演する笠松将(C)2025 Disney
 ディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」のコンテンツブランド「スター」から独占配信された、戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー『ガンニバル』。原作は二宮正明による同名漫画。一見美しく穏やかに見える人里離れた供花村(くげむら)が隠してきた、「この村では、人が喰われるらしい」という恐ろしい噂――その真相が明らかになる完結編、シーズン2が3月19日より独占配信開始となる。

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 シーズン1は、「ここで終わるの!?」という衝撃的な展開で幕を閉じ、続編が待ち望まれていた。シーズン2の制作が決まり、「ホッとしたのと同時に、『また大変な日々が始まるな』という2つの感情が押し寄せてきました。でも、こうして続編が作れるのは幸せなことです」と、シーズン1からメインキャラクターの一人、後藤恵介役で出演する笠松将は語る。

 「どんな撮影も大変ですが、特に『ガンニバル』は朝が早い。ロケーションにはかなりこだわっているので移動も多いのですが、シーズン1で慣れていたので、そこまでのストレスは感じませんでした。むしろ、そういう場所で撮影できるからこそ、僕らは芝居に集中できる。夜になると、チームのみんなと過ごす時間が増えて、『シーズン2はもっと盛り上げていこう』という話をすることも多かったです。そういう時間が、この作品を特別なものにしてくれた気がします」と撮影を振り返る。

 シーズン2では、柳楽優弥演じる主人公・阿川大悟が、村の真相に迫るために狂気と暴力の渦へと自らを投じていく。一方、供花村を支配する後藤家の当主となった笠松演じる恵介は、「内面の葛藤がより深く掘り下げられていく」という。恵介だけでなく、後藤家のメンバー全員が「どう演じるべきか」迷いながら、「日本の作品らしい人間の弱さや曖昧さ、善悪がはっきりしない精神的な部分」を表現した。

 『ガンニバル』は、家族が危険にさらされる恐怖、秘密が暴かれる恐怖、視覚的な恐怖など、さまざまな恐怖が描かれる。笠松自身は、「慣れ親しんだ習慣を壊すことが、一番怖いんじゃないかなと思います。大きな変化を迎えるとき、自分自身で決断しなきゃいけない瞬間が、一番怖い」と語る。彼自身も、2023年に所属していた事務所から独立し、自ら決断していかなければいけないという“恐怖”を味わった。

 「行動するのはとても怖いし、継続するのは難しいですよね。習慣を壊すことのヒヤヒヤ感とドキドキ感を、僕自身『ガンニバル』から学びました。独立後、大変なことも多いですが、きっと誰かが見てくれている。その人たちに向けて、ラブレターを書き続けるような気持ちでやっています」

 そして、『ガンニバル』シーズン2という“ラブレター”が、もうすぐ世界に届く。「配信で世界中の観客に楽しんでいただけるよう、キャラクター、ストーリー、アクション、すべてがシーズン1よりパワーアップしています。楽しみにしていてください。僕らからの熱烈なラブレターです!」と力強く語った。

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