
【写真】にらみ合う正臣(小関裕太)と野心(白洲迅) ドラマ『相続探偵』第4話場面カット
本作は、原作・西荻弓絵、漫画・幾田羊による同名コミックを実写ドラマ化したヒューマンミステリー。元弁護士の探偵・灰江七生(赤楚)を中心に、医学部休学中の三富令子(桜田ひより)と元科捜研のスーパーエース・朝永秀樹(矢本悠馬)が難解な相続ミステリーをコミカルに、痛快に、時に大真面目に解決していく。
■第4話あらすじ
京都で100年以上の歴史を誇る菓子匠「鳳凰」。決して笑わない“けったいな人”で有名な大将・百万遍紘一(大河内浩)は、黄綬褒章を受賞した菓子職人。息子で弟子の野心(白洲迅)も若き天才職人とうたわれる逸材。まさに“世界一の和菓子”を生み出す親子はテレビでもたびたび紹介され、野心が実は妾の子であることも周知の事実。そんな中、大将・紘一がくも膜下出血で帰らぬ人となった…。
数日後、灰江の事務所に、鳳凰の従業員・宮越多津子(床嶋佳子)が訪ねて来る。紘一の死をニュースで知った灰江に「野心は私の息子なんです」と明かす多津子。つまり、多津子が紘一の妾だったのだ。正妻・雅(山村紅葉)がなかなか子どもを授からなかったため、多津子はいずれ結婚することを条件に紘一の子・野心を産んだ。ところがその直後、雅に嫡男・正臣(小関裕太)が誕生。多津子と紘一の結婚はなくなり、以来、多津子は妾として雅から邪魔者扱いされてきたという。
それでも地道に和菓子の修行を積んできた息子・野心。一方、正臣はろくに働きもせず花街通いをしているともっぱらのウワサ。しかし紘一の遺言書には「すべての財産を正妻・雅と嫡男・正臣に各2分の1の割合で相続させる」とあり、店は雅と正臣のものに。
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令子とっては久々となる地元・京都への帰省だが、なぜかその表情は硬い。紘一が残した“けったいな遺言”が、思いも寄らない事態を引き起こす。
土ドラ9『相続探偵』は、日本テレビ系にて毎週土曜21時放送。