14日に閉幕した冬季アジア大会のフィギュアスケート男子で、銀メダルに輝いた鍵山優真(21=オリエンタルバイオ/中京大)が15日、中国・ハルビンから大阪・関西空港に帰国し、世界選手権(3月24〜30日、米ボストン)へ自覚を示した。
ショートプログラム(SP)では103・81点の好演で首位発進も、フリーは168・95点にとどまり順位を落とした。悔しさは残ったが「4回転ルッツを含めて全力を出し切れたのは良かったし、その結果、今の自分の実力を実感できた。もっともっと強くなりたいと思えた」と収穫も多かった。
世界選手権では、26年ミラノ・コルティナ五輪の枠取りも懸かる。ともに出場する佐藤駿(エームサービス/明治大)と壷井達也(シスメックス)は初出場で「北京の枠取りが懸かっていたときは羽生さんと(宇野)昌磨くんがいたのですとく頼もしかったけど、今回は僕しかいない」と責任感は増すが「(佐藤と壺井の)2人は大丈夫。みんなで緊張感を和ませながら頑張っていきたい」と最大となる3枠の獲得を誓った。【竹本穂乃加】
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