timelesz(前列左から)佐藤勝利、菊池風磨、松島聡(後列左から)寺西拓人、猪俣周杜、橋本将生、篠塚大輝、原嘉孝 (C)ORICON NewS inc. 3人組グループ・timelesz(佐藤勝利・菊池風磨・松島聡)が進行する、Netflixの新メンバーオーディション『timelesz project』(通称:タイプロ)最終話が15日午前10時から配信され、新メンバーとして5人の加入が発表。その直後に都内で『新体制 初お披露目 襲名式』が行われた。この記事では会見の模様をほぼ全文でレポートする。
【写真】“ワイワイ”会見とは一転…クールなtimelesz新アー写 新メンバーとなったのは、猪俣周杜(いのまた・しゅうと/23)、篠塚大輝(しのづか・たいき/22)、寺西拓人(てらにし・たくと/30)、橋本将生(はしもと・まさき/25)、原嘉孝(はら・よしたか/29)。既存メンバー3人と今後活動をともにすることが発表された。原と寺西はSTARTO ENTERTAINMENT所属俳優部からの参加となる。
■会見全文(前編)
――新メンバー意気込み
篠塚:このたび、新メンバーとなりました篠塚大輝と申します。自分はここまで来るのに、色んな人に支えられて、いろんな人に助けられてここまで来れたのでこれからはみなさんにお返しできるように、人生の活力になれるように、すばらしいアイドルになれるように頑張ります。
寺西:新メンバーの寺西拓人です。この新しい家族とともにこの先の未来を明るく楽しく元気よく過ごしていけたらと思います。よろしくお願いいたします。
橋本:家族の一員として楽しくみんなで頑張っていきたいと思います。よろしくお願い致します。
猪俣:この8人で楽しいこととか、いろんなことをやって上までのぼっていけたらと思います。よろしくお願い致します。(両脇の松島と佐藤が見てニコニコ)
原:新メンバーの原嘉孝です。家族の一員になれたこと、これからもっともっと楽しいことも辛いことも、一瞬一瞬を大切にして大きな家族に成長していけたらと思います。
――timeleszのメンバーになった心境はいかがですか。
篠塚:もういろいろお仕事が始まっているんですけど毎日が楽しくて毎日やる気に満ち溢れています。自分以外の7人と比べると至らないことも多いんですけど自分にしか個性もあると思いますのでそこを軸に頑張っていきたいと思います。
寺西:こうして横をみると家族でが、メンバーがいてうれしかったり、緊張したりいろんな感情になる。仲良くしていけたらいいな。この決断をして良かったとみんなが思える活動をこれからしていけたら。
橋本:僕は今、いろんな人に支えられてここにいる。僕以外の7人を支えられるように日々、精進したいと思います。
猪俣:メンバーになれてすっごいうれしい気持ちと、いろんな声があると思うので不安な気持ちもあるのですが8人の家族に支えたられて、僕も支えながら一緒に頑張れたら。
原:最新話が放送されたということで新メンバーはまだ観れていなくて。だから実感はまだ湧ききっていない部分もある。直接友達や家族の『おめでとう』の言葉を言われていないのでそういう部分で実感はまだ湧いていないんですけど、いろんな経験をして、僕たち新メンバーをいれてよかった。この8人で良かったと言われるグループにしていきたいと思います。
――オーデション10ヶ月半の活動のなかで、一番印象に残っている思い出は。
菊池:オリジナルメンバー、私と佐藤と中島…中島じゃない、松島。
佐藤:でもマリウス(葉)も含めてオリジナルメンバーですから。
松島:オリジナルメンバーであることは間違いない。
菊池:きのう会食に行ったときにうちのチーフマネージャーが俺のことを間違えて『中島』と紹介した。それに引っ張られてる…。佐藤と松島とはお仕事でもお仕事じゃないときもずっと一緒におりまして。(篠塚に)くしゃみするタイミングが違う。ずっと我慢していたんだよな?おれのときだからいいかなって(笑)。…いろんな話し合いができた。4次審査のときに合宿で大変な毎日を過ごしていて夜通しレッスンをしていた。僕と佐藤でファミレスに行きまして。それがいい思い出というか、こうして新メンバーを迎え入れた後も普通のことを普通に楽しめるグループにしたいね、と。全員でファミレスに行きたいと思います。
――新メンバーのみなさんはいかがでしょうか。
篠塚:まずはさきほど、失礼しました。自分はいろんな思い出がありますしいろんな人に心を動かされたんですけど、5次審査で風磨さんのチームになった時の思い出が自分にとっては一番に濃くあります。本当に青春だったし 自分にとってかけがえのない仲間だったので またいつか「New phase」を4人で踊れたらいいなと思ってます。
寺西:最後の審査でオリジナルメンバー3人も含めて寝泊まりした瞬間。トランプしたり他愛もない瞬間。雑魚寝をしてみんなで並んで寝るときに、4人と4人の間に1人なんかこうミイラみたいな、ファラオみたいな。昔の偉い人が寝る場所で寝たのを覚えています。多分この先ないんだろうな。
菊池:そんなにあの場所で寝たいのか?
寺西:いやいや、気まずかった〜あれ。
橋本:5次審査の最終日かな。オリジナルメンバーの御三方の涙。みんな泣いていたと思うんですけど聡くんはよく泣いているので見慣れてはいるんですけど勝利くんと風磨くんが泣いているのが。もちろん聡くんもですが忘れられないです。
佐藤:泣いてた?
菊池:俺は多分泣いてないと思う。
橋本:いや、泣いてましたよ。
原:「ごめんな、俺のせいなんだ!」(5次審査後の風磨のモノマネ)
菊池:ちょっとまって。将生はいいけどお前にイジられるのは違う!
佐藤:驚いたことでいうと、サプライズで先輩の木村(木村拓哉)さんがリハ場に来てくださって。普段は教える立ち位置の僕がフリを飛ばして恥ずかしかったです。驚きましたし、すごくうれしかったですし、僕がフリを間違える姿をみているので、これからもその時は審査する側・される側の線もあったかもしれないけど、これからそんなこともないし家族としてやってくので、フリを間違える姿もあると思うんですけど、イジり合って楽しくやっていきたい。
猪俣:原くんがタイプロ期間にポツポツささやいてくれる言葉。
原:なんか言ってた?
菊池:どんなこと言ってた?
猪俣:例えば「男は髪の毛に頼るなよ」とか。
菊池:それお前(原)がミスっただけだろ。
猪俣:事務所の伝統を原くんが教えてくれてそこで意識が変わって原くんっていう言葉が心に刺さって…。
菊池:どんな人なの?周杜にとって。
猪俣:アツい人。でもたまにうるさいときもある。
原:おい!
菊池:うるさ!
猪俣:でも一言一言が僕にとって宝物なので、これからも囁いてくれれば。
菊池:サポートメンバーみたい(笑)
松島:僕は全審査を通して自主練期間中にみんなとコミュニケーションを取る機会が多くて。パフォーマンス部分っていうのは視覚的にわかるんですけど、人となり、パーソナルな部分って一番見えにくいところで。1人1人とお話ししていく中で、アイドルに対しての思いだったりtimeleszのファンの皆さんに対しての思いをちゃんと自分の意思を持って語れる子たちがすごくそろっていたので、今後のtimeleszにとっても安心感につながりますし、なによりも僕ら3人のことも、グループの音楽だったり、グループを愛してくれる思いをそれぞれが話してくれたのが印象的でした。あと、期間中、出演してくださった先輩方もそうですが、なにわ男子の(藤原)丈一郎くんや道枝(駿佑)くんも観てくださっていて『全タレントが観たほうがいいものだ、自分自身も初心に帰るのでグループのあり方を学ばさせてもらっている』と丈くんと道枝くんから言われたときに、いろんな方々の心にふれるプロジェクトだった、と胸を張って言えることなんだと実感してすごくうれしいと思いました。先輩、後輩に限らずいろんな人の心を動かすことができたプロジェクトだった。最初は菊池からこのオーデションの話があったとき3人で話し合いましたがやってよかった、と心の底から思いました。
原:一瞬一瞬大切な時間でしたが、さっき髪型の話がありましたけど、僕は5次審査で圧倒的に切りすぎて友達から「ひとりだけ格闘技やってた?」って言われたり、4次審査の登場シーンであんなにガンつけてたんだってびっくりした。4次審査本番でグループで円陣、肩を組んだときの感動が今でも忘れられない。隣に仲間がいる、笑ってくれる存在がいる、個人的には久しぶりだった。
――新メンバーのみなさんが今後やってみたいことはありますか。
原:バラエティー番組はもちろん、俳優として1人でやってきたので、映画の主演を目標に主題歌をtimeleszでやっちゃうみたいな。そこを切り開ける存在になりたいお、目標にしたいと思います。
猪俣:僕もバラエティや俳優さんの仕事にいろんなことに興味あるのでいろいろできたらいいなと思っているのでよろしくお願いいたします。
橋本:僕自身もお芝居に興味があるのでお芝居ができたらいいなと思います。恋愛ものもやってみたいですけど、暗めのミステリアスな事件系…(菊池のフォローで)サスペンス系をみるのがだいすきなのでやってみたい。
寺西:僕も役者として芝居をしていたので芝居のお仕事をやっていきたい。僕の好きなものが仕事につなったらいいなという思いを込めて。なにか“貝”の仕事につながったらいいな。何卒、貝関連のお仕事をおねがいできますかします。
原:貝ハラスメントね。
菊池:なんですか。
原:貝ハラスメントが始まるので気を付けて。
篠塚:いろんな番組、バラエティーに出たいんですけどやっぱりクイズ番組にでたい。自分は勉強や受験において力を入れてきたので、今、頑張ってる高校生や中学生の力になることができたら。
佐藤:大学どこに通ってるんだっけ。
篠塚:一橋大学経済学部に通っております。
佐藤:すごい。
篠塚:恥ずかしいです。
――菊池風磨構文など社会現象にもなったプロジェクトですが今どう捉えていますか。
菊池:とにかく大変うれしく思っております。それ以上にほっとしている部分もあります。というのも前代未聞の挑戦で我々の会社からすると異例中の異例。 企画を通す段階から、団結して「なんとかこの企画をやりたい」とやらせてもらった企画なのでとにかく失敗できない。注目してもらわないことには意味がない強く思っていたので。ただ気持ちとは裏腹に我々3人も絶対、全部うまくいくという気持ちで進めていたので、このように注目していただけたことは本当にうれしい。ただこのプロジェクトが成功なのか成功じゃなかったのか。今後の我々8人の活動に大きくかかってくることですので我々がこのまま8人で走った時に数字が変わらないというのは正直大変、照れる状況になってしまいますので…。非常に照れます。こんなに注目していただいて数字が変わらない。それは大変照れる。数字でも結果をみせていく。大きくなっていくことが成功。
――新生timeleszの目指すところは。
菊池:まずはドーム。Sexy Zone時代に立たせていただきましたが、もう一度ドームに立ちたい。でも検討はついていない。とにかく最速でのドーム進出を目指しています。
――新メンバーがいきなりドームということもある?
菊池:昨年我々はできていないので。でもまずはライブができたらいいな。でもなにより早くドームを目指したい。
篠塚:やっぱり本当に緊張すると思いますし1年前を振り返るとこんなことになるとは考えてもいなかった。最終審査のファンの前でのパフォーマンスしたときの光景が忘れられない。緊張すると思ったけどしなくて。ファンの表情が全部みえて。それがもう1回できる。それがドームだったらすごくうれしい。そこに立つために今まで以上にとてもつもない努力をしないと立つことはできない。精進したい。
菊池:とくにしの(篠塚)に関してはみっちりレッスンの時間が組まれています。我々もできるかぎり参加しますが、しのに関してはまだ個人仕事がないのでみっちりレッスンが入ってます。
篠塚:頑張ります!大学は4年制で今年終わるのでダンスや歌に打ち込めたらいいな。
菊池:ビックマウスに感じたかもしれませんがちゃんと地道な努力を重ねますのでご安心ください。
――寺西くん、原くんはジュニア時代にはジュニアとして経験はありますがtimeleszとしてドームはどうでしょうか。
寺西:東京ドームに立つ、お客さんの前で何かをパフォーマンスするということの意味とか。それがどういうことなのかっていうのをしっかり理解した上で取り組めたらいいなというふうに思います しやっぱり その家族の夢が自分の夢でもあるので一緒にドームに立ちたいなと強く思います。
原:(ジュニア時代には)他のグループもたくさんいましたけど次目指すところは この8人だけで5万5000人を集めるっていう覚悟を持ってないわけじゃないですけど。でも今できる事ってもちろんドームは見据えてですけど、できることはもう目の前の仕事に本当にもう貪欲に感謝を忘れず何を自分が楽しんで取り組んだ先に見えてくるものだと思うので1個1個8人で誠意を持って仕事に向き合っていきたいな。