【共同通信杯予想】クラシック直結の出世レース 昨年勝ち馬ジャスティンミラノは無敗で皐月賞馬に

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2025年02月16日 06:35  netkeiba

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共同通信杯に出走予定のレッドキングリー(撮影:下野雄規)
 近年は少頭数で行われることが多いが、昨年はこのレースを制したジャスティンミラノが不敗のまま皐月賞に勝ち、日本ダービー2着。これを含め、過去10年だけでも勝ち馬から3頭の皐月賞馬、4頭のダービー2着馬を送り出す出世レースだ。東京競馬場の芝1800mコースは2角奥のポケットからスタートして、緩やかな2角を経てバックストレッチに合流する。ハイペースにはなりにくい構造だが、過去10年間で上がり3ハロン最速馬は[5-1-1-4]。展開を読むことが求められるコースだ。

 ◎レッドキングリーは東京スポーツ杯2歳S3着馬。半マイル通過48.5秒、前半1000m60.9秒は、馬場状態を考えればスロー寄りの平均ペース。最後3ハロンは11.3秒、10.9秒、11.2秒という流れとなって、最後は切れ負けした印象だが、勝ったのがクロワデュノールで、2着サトノシャイニングなら評価を落とす必要もなさそうだ。稍重馬場で行われた新馬戦の内容も良く、サートゥルナーリア産駒で500kgを超える大型馬。今回、この馬の先行力は武器になりそうだ。

 〇カラマティアノスは東京競馬場芝1800mコース優勝馬で、こうやまき賞優勝馬。まだまだ子供っぽさを残す馬だが、残り200m付近までインコースに包まれ、外に持ち出すことができなかったデビュー戦を除けば、過去3戦はいずれもメンバー最速の末脚を繰り出しているあたりに高い能力を感じる。前走からの距離延長は味方してくれそうで、さらに1戦毎に内容が良くなっている点にも注目だ。

 ▲マスカレードボールはアイビーS優勝馬。最後2ハロンのレースラップが11.3秒、11.2秒、それを3番手追走から突き抜けた内容は秀逸だったが、前走ホープフルSの18番枠はさすがに厳しかった。先行できずに後方で折り合いをつけるが、初めての右回り、初めてのコーナー4つも影響したかもしれない。左回りは2戦2勝。改めて期待したい。

 △ネブラディスクは京都競馬場芝2000m優勝馬。半マイル通過49.4秒と言うスローペースの中で折り合いをつけると、最後は大外をまわって早め先頭。そのまま11.8秒、11.2秒で後続を突き放した。血統通りのスケールを感じさせる走りだった。

 最後に左回り2戦2勝△ショウナンマクベスのレースぶりにも注目したい。

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