あらぽん、ANZEN漫才“解散直後”の月収「480円」に　MAX月収からの衝撃格差「自分もスゴいと勘違い」

　元ANZEN漫才のあらぽんが、14日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』（ABEMA）に出演し、相方・みやぞんの大ブレイクをきっかけに陥った“コバンザメ芸人”の苦悩とコンビ解散による転落劇を赤裸々に語った。

【写真】あらぽんが“衝撃を受けた”先輩芸人

　番組冒頭、あらぽんは「コンビ時代のMAX月収680万円、コンビ解散直後の月収480円」と衝撃の収入格差を告白。その理由は、解散後に「94連休」という信じがたい空白期間があったからだという。「みやぞんの隣にいるだけで自分もスゴいと勘違いしていた」と、当時の慢心を振り返った。

　幼なじみであるみやぞんとは、2歳からの付き合い。学生時代を共に過ごし、芸人を目指してコンビを組んだ二人だが、人気バラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』の企画でみやぞんが大ブレイク。その後、『世界の果てまでイッテQ！』への出演で、コンビの仕事が急増した。

　しかし、あらぽんは「みやぞんのおもしろさを一番引き出せるのは俺だ」と意気込むものの、現場ではお笑いコンビ・ピースの綾部祐二に圧倒され、「みやぞんの面白さを僕よりも引き出していた」と現実を突きつけられた。

　やがて、「隣で笑っているだけでお金が入る！スマイルビジネスを作り出したぞ！」と開き直り、調子乗り行動を連発。コンビ格差が広がる中、幼なじみの“絆”にすがり、現実から目を背け続けたという。

　番組では「みやぞんの代わりはいないが、自分の代わりはたくさんいる」という事実に気づき、ようやく“コバンザメ化”から抜け出そうとする姿が描かれた。