アメリカの有名なヒルクライムイベント、PPIHCパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムで部門レコードを持つこのクルマと、筑波サーキットを知り尽くすベテランの谷口。“最速”と“最速”のコンビネーションに注目が集まるなか、果たして谷口駆るアイオニック5 N TAスペックは57秒446のラップタイムを叩き出し見事、EV新記録を樹立してみせた。
ライバルを約2秒引き離すタイムをマークした谷口は記録達成後、次のように語った。「他社EVで筑波サーキットのレコードを出したことがありますが今回、アイオニック5 N TAスペックに乗らせてもらって、これまでの記録を大きく塗り替えることができて非常に光栄です」
Nブランドのパク・ジューン常務は、「この快挙はヒョンデの先進的なEV技術とコミットメントを示すものだ」と述べたうえで次のように続けた。「量産車両の部品を主に使用したアイオニック5 N TAスペックの新記録は、ヒョンデの技術力を証明する重要なマイルストーンであり、Attack筑波2025のようなイベントを通じて、高性能EVを世界の自動車文化に深く浸透させたいというヒョンデNの想いを表している」