芸能生活25周年&新曲発表ディナーショーに登場した(左から)アントニオ古賀、桜ちかこ、Mr.マリック(C)サンニュース 芸能生活25周年記念シングル「桜吹雪」を1月8日に発売した演歌歌手・桜ちかこが16日、東京・台東区の浅草ビューホテルで芸能生活25周年&新曲発表ディナーショーを開催した。
【画像】レアなギター伴奏&歌唱をみせるアントニオ古賀、桜ちかこ 今回のディナーショーは、スペシャルゲストにギタリストで歌手のアントニオ古賀、マジシャンのMr.マリック、ゲストに歌手の一条貫太、三木ゆかり、利生みすず、そしてモンゴルの琴奏者・ミーガを迎え、開催された。
約400人のファンが詰めかけるなか、桜がオープニングに新曲「桜吹雪」を歌ってから「皆さまのお陰で芸能生活25周年を迎えることができて大変うれしいです。今日も一生懸命、真心を込めて歌わせていただきたいと思いますので、最後の最後までよろしくお願いいたします」と笑顔であいさつし、前半は歌手仲間の歌を中心に、利生が「浮かれ屋形舟」、三木が「東京ジェラシー」、一条が「凪か 嵐か」などを歌唱した。
その後はMr.マリックが登場し、超魔術の数々を披露した。お馴染みのハンドパワーを使い、手で触れずにシャンパンの栓を抜くというマジックで桜を驚かせたり、新曲をアレンジした作曲・編曲家の伊戸のりおが、自らの手で半分に切り取った1万円札を元に戻すといったすご技をみせたりと、超絶技巧連続のマジックで大盛り上がりとなった。
続いてもうひとりのスペシャルゲスト、アントニオ古賀が登場。ヒット曲「その名はフジヤマ」を歌い、「今日は、彼女にプレゼントがしたい。僕は、“古賀メロディー”は(師匠の)古賀政男先生か、ディック・ミネさん、藤山一郎先生以外はギターの伴奏はしません。今日は特別に桜さんに歌ってほしい」と、桜が歌う古賀メロディーの名曲「悲しい酒」をギターで伴奏し、25周年の記念ステージに花を添えた。
後半は、桜のオンステージで、所ジョージが作詞・作曲した「いつかは表と生きるのさ」、木梨憲武がプロデュースした「BANYA」、師匠で名づけ親の作曲家・岡千秋とのデュエットで「浪花恋しぐれ」など、前半と合わせて全25曲を熱唱した。そのなかで岡は「見るたびにどんどん進化していてうれしいです。ちかちゃん(桜ちかこ)のためにこんなにもたくさんの方に集まっていただいて本当にうれしい。みなさんの手でぜひ桜ちかこを大スターにしてあげてください」と客席のファンに呼びかけた。
25周年を迎えて、桜は「あっという間でした。もちろんつらいことや楽しいこともありましたが、(マネジャーやまわりの世話をする)母と二人三脚でやってきたことが大きかったです。一番の目標は紅白ですが、これからも30周年、35周年…と頑張っていきますので、ぜひ応援してください」と意欲を燃やし、新曲については「桜をモチーフにして、これまでの作品よりちょっと背伸びした大人の作品を作っていただきました。今度の新曲では、私の得意とする張る部分は封印して、できるだけおさえた歌い方でレコーディングさせていただきました」と語った。