ウィリアム皇太子とキャサリン妃が、英国アカデミー賞を欠席した理由

　第78回英国アカデミー賞授賞式が現地時間2月16日（現地時間）、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールで開催されが、主催の英国映画テレビ芸術アカデミー（BAFTA）の会長を務めるウィリアム皇太子とキャサリン妃が今年は欠席。その理由が明らかになった。

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　2010年から英国映画テレビ芸術アカデミー会長を務めるウィリアム王子は、キャサリン妃とともに、これまで毎年のように授賞式に出席。キャサリン妃が腹部の手術を受け療養、後にがんが発覚したことを公表した昨年も、単身出席していた。

　MailOnelineによると、王室はあらかじめ皇太子夫妻の欠席を公表しており、当日は、ビデオメッセージでの参加となったようだ。現在、皇太子は家族とともに、カリブ海に浮かぶ高級リゾートとして知られるマスティク島にてバカンスを過ごしているそう。

　イギリスでは、2月15日から、子ども達の学校が休暇に突入。皇太子夫妻はこれまでも、子ども達の長期休暇に合わせ、公務を減らして家族で過ごす時間をもうけてきた。

　マスティク島は、エリザベス女王の妹マーガレット王女のお気に入りのバカンス地としても知られ、女王とフィリップ殿下も度々訪れていたそう。なお一家は、プライベートジェットではなく、ブリティッシュ・エアウェイズのビジネスクラスで渡航したとみらる。英王室では、王位継承者は別々の飛行機に乗るとする慣例があったが、近年これが緩和され、この度のバカンスでは家族全員で同じ便に搭乗することが出来たようだ。