
今回の放送では、ゲストに俳優の板垣李光人さんが登場。俳優業を楽しめるようになったきっかけの作品について語ってくれました。
(左から時計周りに)パーソナリティの稲垣吾郎、山本里菜、板垣李光人さん
◆感動した香取慎吾のスキルとは?
稲垣:香取慎吾さんと、最近バラエティ番組で共演することがあったんですか?
板垣:香取さんがちょうど「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(フジテレビ系)というドラマをやられていまして、このクールのドラマのみんなで番宣をするという機会でご一緒させていただきました。
稲垣:しゃべった? しゃべった(笑)?
板垣:少しだけしゃべらせていただいたんですけど(笑)。すごいなと思ったのが、そのクールのドラマの人たちが一堂に会しているなかで、(香取さんが)全部のドラマタイトルを回収しながらトークを回してくださったんです。
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板垣:僕が言うのもおこがましいですけど、すごいスキルだなと感動して。それでドラマの関係者もキャストもみんな幸せになりました。
稲垣:うれしいね。みんな緊張しているもんね、ああいうときって。他のドラマの方ってお会いしたこともないしね。そんななかで和ませてくれたんだね。
板垣:和ませていただきました。
稲垣:僕も頑張ろう(笑)!
◆「俳優は楽しい」と思えたきっかけの作品
稲垣:板垣さんは第48回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞されました。おめでとうございます! 俳優として自信がつき始めたのはいつ頃ですか? 「楽しいな」と思えるようになってきた頃とか、きっかけやターニングポイントとか。
板垣:自信っていうと今でも自信はないですし、きっと一生(自信が)つくことはないんだろうなと思っています。自信がついてしまったら、表現というものに対して終わりのような気がしています。
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板垣:満足することは一生ないんだろうなと思っています。でも楽しいなと思えたのが、NHKの「ここは今から倫理です。」という作品に出演したときです。
愛着障がいを抱えている役だったんですけど、視聴者の方から「自分も同じような境遇なんですけど、すごく救われました」という言葉をいただいたときに、誰かに作品を届ける喜びというか、その幸せをこの作品で感じました。そこから作品を作るということに、強い明確な意味というか目標が生まれて、楽しくなっていきました。
稲垣:今はリアクションもSNSでリアルタイムでいただけるし、それは俳優としてモチベーションも上がりますよね。ドラマってドキュメンタリーみたいだよね。1話放送されると、そのリアクションがあるなかで、反省もまだまだ残っているっていう……。そこも面白いよね。
板垣:(視聴者の反応を受けて)「ちょっとここは変えていこうかな」とか思いますね。
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番組名:THE TRAD
放送日時:月曜〜木曜15:00〜16:50
パーソナリティ:月・火:稲垣吾郎、山本里菜/水・木:ハマ・オカモト(OKAMOTO‘S)、中川絵美里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/trad/
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