メルセデスAMG、マットゴールドに輝く『SL63 MANUFAKTUR Golden Coast』を設定。日本限定5台

　誕生から70年以上の歴史を持ちながら、最新の現行モデルではメルセデスAMGによる完全自社開発モデルとして生まれ変わった『SL』に、特別仕様色のMANUFAKTURカラハリゴールドマグノ（マット）を内外装に採用した世界限定100台、日本限定5台の特別仕様車『メルセデスAMG SL63 MANUFAKTUR Golden Coast（マヌファクトゥーア・ゴールデンコースト）』が登場。2月13日より予約注文の受付が開始されている。

　専用の高剛性プラットフォームによる卓越したドライビングパフォーマンスと快適性を兼ね備え、伝統の2＋2シートレイアウトを維持した新世代のAMG製ラグジュアリーロードスターは、1954年の初代『300 SL』のデザインをオマージュしながらも、豪奢で快適な空間を実現している。

　その現行SLに追加された今回のモデルは、ゴールドとブラックの華やかな配色が目を引くエクステリアに前述のマット塗装であるマヌファクトゥーア・カラハリゴールドマグノを採用。

　通常モデルに設定のないAMGナイトパッケージやAMGナイトパッケージIIによって、フロントスプリッターやサイドトリム、サイドミラーなどがハイグロスブラック仕上げに、エグゾーストエンドやリアエンブレムなどはブラッククローム仕上げが施される。

　さらに前後のの大型フリックやディフューザーが装備されるAMG エアロダイナミクスパッケージも採用し、これらすべてのパーツもハイグロスブラックで統一されている。


　そしてインテリアでもブラックとゴールドの配色が踏襲され、前席のAMGパフォーマンスシートには、専用トリムにボディカラー同色のマヌファクトゥーア・カラハリゴールドマグノが大胆に配色され、シートのダイヤモンドステッチやステアリングホイール、フロアマットまでゴールドのアクセントステッチが贅沢に施される。さらにセンターコンソールには「MANUFAKTUR」のバッジに加え「GOLDEN COAST」のレターが刻まれたバッジが、世界限定100台の希少性を強調する。

　心臓部には“63”の名のとおり、アファルターバッハにて「One Man, One Engine」の原則に則って生産される4.0リッターV型8気筒ツインターボの『M177』がフロントアクスルの可能な限り後方に搭載され、最高出力585PS（430kW）、最大トルク800Nmを発揮。9速のAMGスピードシフトMCTを介して0-100km／h加速は3.6秒、最高速度は315km／hを誇る。

　メルセデスAMGのパフォーマンス志向連続トルク可変配分式4輪駆動システムの4MATIC＋や、リヤアクスルステアリングも標準装備し、トーションバー（スタビライザー）を利用した従来の機械的なアンチロールバーに代えて能動的な油圧機構によりロールを瞬時に補正することが可能なAMGアクティブ・ライド・コントロール・サスペンションも備え、価格は3360万円（税込）に。

　注文は2025年の2月26日まで受け付けられ、前述のとおり日本での販売台数（5台）を超える申し込みがあった場合には抽選が予定されている。

メルセデスコール：0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト：http://www.mercedes-benz.co.jp