飼い主さんを心配したワンコがお見舞い品を持参して……。やさしさとかわいさあふれる柴犬「こじろう」くんの行動が2023年12月にX(Twitter)で話題になり、当時紹介したねとらぼの記事も大きな反響を呼びました。あれから1年以上がたった現在のこじろうくんについて、前回掲載された記事の反響も含めて飼い主のT.Katsumiさんに話を聞きました。
●体調を崩した飼い主さんに……
注目を集めた写真に写っているこじろうくんは当時8歳。この日は飼い主さんが少し体調を崩してしまい、家で体を休ませていました。するとこじろうくんは、咳き込んでいる飼い主さんのところまで自分のおもちゃを持ってやってきて、渡すようにすぐ目の前に置いたのです……!
普段から表情豊かなこじろうくんですが、このときはより感情が顔に出ていました。眉を八の字にさせて、うるうるとした瞳で何かを訴えるかのように飼い主さんをのぞき込む姿は、「大丈夫?」と心配しているのが誰が見ても分かるほど。自分のおもちゃをお見舞い品として持ってきてくれるところにも、こじろうくんの精いっぱいの思いが感じられて胸を打たれます。
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そんなこじろうくんのやさしい行動と表情には、「こんな顔されたら愛おしすぎて抱きしめちゃう」「心優しい思いやりのある子ですね」「ほんとに心配している感じがすごく尊いです!」「瞳が飼い主への愛情をこれでもかと表してる……」など、温かい気持ちになった人が続出。ちなみにこのあと飼い主さんの咳の症状は治まり、そのことを即座に察知したこじろうくんは「じゃ、遊べる?」とうれしそうな表情に変わったというクスッとくるオチにも「かわいい」の声が上がりました。
このポストの表示は現在739万件を突破。約12万件の“いいね”を記録しています。人気を呼んだこじろうくんの最近のエピソードなど、ねとらぼ編集部が飼い主さんにお話を聞きました。
●飼い主さんにインタビュー
――前回記事掲載後、周囲でなにか反響はありましたか?
飼い主さん:おかげさまで更に多くの方にご覧いただき、いいねもたくさんいただきました。ありがとございます。コメントにぴえん顔(※)がいっぱいついていたのが印象的でした。
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※目をうるうるさせた絵文字。当時、心配するこじろうくんの表情がその絵文字にそっくりという声がみられました
――掲載後に起きたこじろうくんの変わったエピソードはありますか?
飼い主さん:以前はかなりの人見知り・犬見知りだったのですが、平日私が出勤している間は犬の保育園で過ごすようになって約4年、今では同園のトレーナーさんたちに甘えたり、お友達と仲良くできるようにもなりました。登園日にトレーナーさんが撮影して送ってきてくださる写真を見るのが楽しみです。
――ファンへのメッセージをお願いします!
飼い主さん:投稿頻度があまり高くないのですが、それでもフォローし続けてくださっている方々に感謝しています。これからも温かく見守っていただけたらうれしいです。
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(了)
1月10日には9回目の「うちの子記念日」を迎え、ますますかわいくなり、たくさんの癒やしをXアカウント(Twitter/@ChinaObachan517)で振りまいているこじろうくん。「託ワン施設」でのにぎやかで楽しそうな様子も公開されており、ワンコ好き、柴犬好きならきっと元気をもらえるでしょう!
画像提供:T.Katsumi(@ChinaObachan517)さん
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