草笛光子91歳、「とにかく絵になる」と監督絶賛! 『アンジーのBARで逢いましょう』場面写真解禁

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2025年02月18日 12:11  クランクイン!

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映画『アンジーのBARで逢いましょう』場面写真 (C)2025「アンジーの BAR で逢いましょう」製作委員会
 草笛光子が主演し、寺尾聰、ディーン・フジオカ、石田ひかりらが共演する映画『アンジーのBARで逢いましょう』(4月4日公開)より、人々に前向きなエネルギーを与える映画史上最高齢の“お尋ね者”アンジー(草笛)を捉えた場面写真が一挙解禁された。

【写真】草笛光子が絵になりすぎる『アンジーのBARで逢いましょう』場面写真ギャラリー

 1953年の映画初出演後70年に渡りドラマ・映画などに出演しつづけ、1999年に紫綬褒章、2005年に旭日小綬章、2024年には文化功労者に選出され、2013年に第48回紀伊國屋演劇賞・個人賞、永年の舞台の功績に対して2014年に第39回菊田一夫演劇賞・特別賞、2020年に毎日芸術賞、2022年に日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した草笛光子。90歳で映画単独初主演となった『九十歳。何がめでたい』が大ヒット、同作で日刊スポーツ映画大賞主演女優賞を受賞。さらに先日、第48回日本アカデミー賞優秀主演女優賞にも選出され、3月14日に行われる授賞式での最優秀賞受賞も期待されている。

 そんな唯一無二の存在感を放つ草笛が最新主演作に選んだ『アンジーのBARで逢いましょう』は、突然町にやってきてBARを開く謎多き“お尋ね者”アンジーを描くオリジナル映画。昨年10月に91歳を迎えた草笛が、スクリーンで史上最高齢(!?)のヒロイン・アンジーを生き生きと演じる。

 ある街に、風に吹かれて一人の白髪の女性アンジーがやってきた。自らを「お尋ね者なの」と名乗る彼女は、いわくつきの物件を借り、そこにBARを開く。色々な問題を抱えながら日々を懸命に生きる街の人たちは、アンジーと出会い、他人に左右されない凛とした生きざまに触れて、まるで魔法にかけられたかのように“自分らしく”変わっていく―。

 アンジーを取り巻く町の人々には、豪華共演陣が集結。アンジーに二つ返事で物件を貸す大家の熊坂役に寺尾聰、女手ひとつで息子を育てる美容師・満代役に松田陽子、満代の息子で悩みを抱える高校生・麟太郎役に青木柚、石材屋の息子・政志役に田中偉登、古い迷信にとらわれる梓役に石田ひかり、そして謎の青年役にはディーン・フジオカ。さらに名バイプレーヤーの六平直政や、チョコプロレスリング所属の女子プロレスラーで本作が映画初出演となる駿河メイなど、個性豊かな顔ぶれがそろった。

 監督は、大林宣彦監督などの助監督を長年務めた松本動(まつもとゆるぐ)。『私立探偵 濱マイク』シリーズ、『十三人の刺客』を手掛けた天願大介が脚本を担当した。

 今回解禁された場面写真は、松本監督が「とにかくその存在自体が絵になる」と絶賛する、草笛演じるアンジーの様々な表情を写し出したもの。真っ赤なドレスを身にまといBARを切り盛りする凛とした姿や、リヤカーの後ろに乗る姿はまるで西部劇のヒロインのよう。そのほか大家・熊坂(寺尾)と並んで微笑む姿や、元大工のホームレス(六平)にBARの開店準備を頼み笑い合う様子、将来に悩むプロレスラー志望の女子高生に優しく諭す姿など、アンジーが人々に前向きなエネルギーを与えていることが伝わる写真となっている。

 松本監督は、撮影現場での草笛について「役作りにはとてもこだわり、いろいろなアイデアを出してくれて、台本や台詞については幾度となくディスカッションを交わした」と振り返り、「より良い作品にしようという草笛さんのお芝居に対する真摯に向き合う姿勢は、さすが名だたる名監督たちと映画創りをして来られた方だなと改めて感じましたし、私も大いに学ばせて頂きました」とコメント。演じたアンジーと同様に、草笛の俳優としての姿勢が作品に良いエネルギーをもたらしたことをうかがわせた。

 また本日より公式SNSで、映画への期待や、主人公のアンジーもしくは草笛へのメッセージを募集するキャンペーンを実施。抽選で豪華賞品があたるこのキャンペーンは今後、上映劇場等でも実施する予定で、寄せられたすべてのメッセージは草笛本人へ届く。詳細は公式HPまたは公式SNSを参照。

 映画『アンジーのBARで逢いましょう』は、4月4日より全国公開。
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