フラッグシップ7シーターSUVの『XC90』が、より現代的になった新しいエクステリアデザインをまとって登場 ボルボを代表するモデルとして、2016年の日本導入から長年にわたり高い人気を誇ってきたフラッグシップ7シーターSUVの『XC90』が、より現代的になった新しいエクステリアデザインをまとって登場。大型化でより高解像度となったセンターディスプレイや、次世代UXを採用したインフォテインメントの導入に加え、パワーユニットもプラグインハイブリッド(PHEV)と改良型マイルドハイブリッドに整理され、2月13日より販売が開始されている。
新世代ボルボの騎手としてデビューし、この日本でも3列のラグジュアリーSUVとして高い評価を得てきた『XC90』が、この改良によりフロントフェイスを一新することに。
左右2方向から伸びる斜線が重なり合うグラフィカルなパターンを取り入れたフロントグリルを筆頭に、マトリックスデザインLEDでよりスリムになったトールハンマーヘッドライトや、彫刻的なボンネットや改良されたフロントバンパーなど、より現代的でダイナミックなスタイルに進化を遂げている。
同じくスカンジナビアン・デザインの粋を集め大幅に刷新されたインテリアは、ダッシュボードは従来よりも直線的な形状として100%リサイクル素材を使用したプレミアムなステッチ入りのテキスタイル・パネルとウッド・パネルを組み合わせ、より上質な仕上がりに。
また、凝ったディテールの新しい縦型エア吹き出し口が採用され、さらに改良されたイルミネーションが夜間のラグジュアリーな雰囲気を演出。従来モデルのオーナーからフィードバックを受け、キャビンをさらに実用的に再設計し、センターコンソールに追加のカップホルダーを設けるとともに、収納スペースが増大。ワイヤレス充電器をセンターコンソールの前側に移設し、収納エリアと分けることで、より使いやすく進化を遂げた。
シートでもファインナッパレザーに加え、ボルボ独自のリサイクル素材とバイオ素材から作られたキルティング仕上げのノルディコや、100%リサイクルポリエステルで仕立てたネイビー・ヘリンボーンウィーブ・テキスタイルなど多彩な素材が採用されている。
オーディオ・システムにはスピーカーメッシュ・デザインが一新された名門バウワース・アンド・ウィルキンス製ハイフィデリティ・オーディオシステムがオプションで用意され、総合出力1410Wで19個のスピーカーとサブウーファーが、まるでコンサートホールや音楽スタジオにいるかのような臨場感あふれるサウンドを実現する。
さらに、ブランドの新型EV(電気自動車)としてラインアップされる『EX90』や『EX30』に採用されている次世代のユーザー・エクスペリエンスも導入し、センターディスプレイは従来の9インチから11.2インチに大型化、ピクセル密度も21%向上し、操作性と視認性が大幅に進化している。
そして前述のとおりとなる心臓部には、新たにミラーサイクルエンジンが採用され燃費効率が約5.3%向上したマイルドハイブリッドの“B5 AWD”と、PHEVの“T8 AWDプラグインハイブリッド”をラインアップ。ボルボ・カーズ調べによる世界市場における長距離用PHEVのデータでは、走行距離の平均48%が電気のみで走行し、一充電で73kmのEV航続距離を誇る優れた電動車としてフロント(52kW/165Nm)、リヤ(107kW/309Nm)のモーターと効率的な内燃エンジンを組み合わせることで、航続距離を900km以上まで伸ばすことが可能とされる。
ともに直列4気筒ターボ(250PS/360Nm)を搭載するマイルドハイブリッドの“Plus B5 AWD”と“Ultra B5 AWD”には、新しいダンパーが標準装備され乗り心地が向上。一方のPHEV(エンジン単体:317PS/400Nm)にはエアサスペンションが装備され、クルマ、路面、ドライバーを1秒間に500回モニターするアクティブ・シャシーと連動し、もっとも快適な乗り心地を提供。道路と走行条件に合わせて最適な車高を保ち、ダイナミックな走りと洗練された乗り心地を両立する。
もちろん、旗艦SUVとして先進のセーフティケージに加え、包括的なアクティブセーフティ機能も網羅され、いずれのモデルも車体の一部に遮音材を追加し、風切り音やロードノイズをさらに低減し静粛性が高められた。全車右ハンドル仕様の価格は1019万〜1294万円(税込)となっている。
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