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目上の人に媚びを売る、裏表の激しい人間とは関わりたくない。秋田県の50代男性は、以前勤めていた事業所にいたヤバい同僚のエピソードを語った。
その事業所では「一部の従業員だけ全従業員に挨拶してから業務に入るように」というルールがあった。だが、その同僚には挨拶しても無視されていたそうで……(文:國伊レン)
偉い人には「大きい声で挨拶して手を振っていた」
挨拶自体は良いことだとしつつ、無視されるせいで「なんのためにやっているのか疑問があった」と回顧する男性。挨拶をルール化するなら、当然それに返事をするのが当たり前である。
その嫌な同僚は他の人の挨拶も無視していたが、自分の部署の上司や事業主に対してはにこやかに挨拶していたという。そのため事業主は
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「いつも元気に挨拶しているのだからお前たちも見習え」
と言ってくることもあったそうだ。他の従業員からしたら堪らないだろう。
「あるとき自分と、自分と同じ部署に従事している同僚が目の前にいても無視して、事業主と自部署の上司に大きい声で挨拶して手を振っていた。目の前の人を無視している行為って明らかに分かるのに事業主は『さすが、礼儀正しいよな』と褒めちぎる。こっちには挨拶しない人のどこが礼儀正しいと評価するのか理解できないし、納得のいく行為とは思わなかった」
男性は、ルールを設けるのであれば全員に徹底すべきだと憤り「一部の従業員に半ば強制と強要するのであればやらないほうがいいと思う」と切り捨てた。
件の同僚は上司と事業主以外には全く配慮しない人物で、自家用車で出勤するなど自己中な行動が目立っており、上司も全くお咎めなしだったそうだ。そんな上司は「事業主にいつも忖度する人」だった。男性はこの職場自体にも問題があると考えており、呆れた様子でこう締めくくった。
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「正直、コミュニケーションの位置づけの挨拶を訳のわからないようにしている事業所がいい仕事が出来るとは疑問符をつけたいし、無駄なことを余計に増やすだけと思う」
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