アストンマーティンの2025年型マシン『AMR25』のカラーリング 2月18日(日本時間19日)、ロンドンのO2アリーナでF1のシーズン開幕前合同ローンチイベント『F1 75』が開催され、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームは2025年型マシン『AMR25』のカラーリングを発表した。
この合同ローンチイベントには、F1に参戦する全10チーム、20人のドライバーが参加した。開幕前に全チームのドライバーが集まるイベントが開催されるのは、史上初めてのことだ。
2025年のアストンマーティンは、引き続きフェルナンド・アロンソとランス・ストロールのコンビでシーズンを戦う。2024年はシーズン終盤までパーツの比較テストに取り組むなど、マシンの改善をうまく進められず表彰台に上がることはできなかったアストンマーティンだが、新シーズンに向けて開発プロセスの見直しなどを行うと明かしている。
また2024年シーズン終了後にはチーム首脳陣が変更になり、チーム代表を務めてきたマイク・クラックはチーフトラックサイドオフィサーに、グループCEOのアンディ・コーウェルがチーム代表に就任した。
さらに3月にはレッドブルを離れたエイドリアン・ニューウェイがチームに加入する。ニューウェイは現在ガーデニング休暇中であり、チーム合流後はマネージングテクニカルパートナーとして新しい技術規則が導入される2026年に向けた準備に取り掛かることになる。
今回発表されたアストンマーティンの2025年型マシン『AMR25』は、お馴染みのグリーンをまとっている。発表会で用意されたアストンマーティンの映像は、『007』の曲に合わせてふたりのドライバーがO2アリーナに向かうというアストンマーティンならではのもの。映像に合わせて配信自体もモノクロ映像に切り替るなど、非常に凝った仕様になっていた。マシンの登場前にはシンガーのTemsによるパフォーマンスも行われた。
なおアストンマーティンは、2月23日にチームのデジタルチャンネルを通じて独自のAMR25の発表会を行う予定で、翌24日にはバーレーンでPRイベントの走行としてシェイクダウンを実施するということだ。