再び日本列島に強烈な寒波がやってきています。きょう19日（水）までが1回目のピークとなる見通しです。山陰から北の日本海側を中心に大雪や猛吹雪が続くでしょう。なお、晴れる所も震える真冬の厳しい寒さとなりそうです。最高気温は東京都心で9℃くらいでしょう。
■きょうまでが1回目の寒波ピーク
きょうも、山陰から北日本の日本海側を中心に雪が続くでしょう。風も強く猛吹雪となり、ホワイトアウトする所もありそうです。あす20日（木）朝までに降る雪の量は、北陸ではさらに最大70センチの予想です。あすになると寒波のピークを越えて、あさって21日（金）にかけて次第に雪の降るエリアは狭くなるでしょう。雪の降り方も弱まる所が多くなる見込みです。
【24時間予想降雪量（多い所）】20日（木）午前6時まで
北陸 70センチ
関東甲信 60センチ
近畿・東海 50センチ
■3連休に2回目のピークか 交通障害など警戒を
いったん雪の降り方が弱まっても、油断は禁物です。3連休が始まる22日（土）になると再び寒波が強まり、2回目のピークとなるおそれがあります。いったん狭まっていた雪の範囲が再び広がり、1回目のピーク時より西日本に雪雲が流れ込みやすくなるでしょう。九州でも雪が降りやすくなりそうです。3連休ということで移動する人が増えるかもしれません。これまでの大雪で大変な状況が続く中ですが、連休にかけても車の立ち往生、除雪作業中の事故や雪崩など大雪災害に警戒を続けてください。
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