フリーアナウンサー羽鳥慎一(53)は19日、MCを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に出演した際、18日に東京・増上寺で行われた俳優西田敏行さんのお別れの会で進行役を務めた経緯を明かした。
西田さんは昨年10月に76歳で亡くなった。
羽鳥はお別れの会の進行役を務めたことを明かし、日本アカデミー賞の授賞式の司会を西田さんから引き継いだ縁があったことに触れた上で「西田さんは『モーニングショー』をすごく見てくださっていて。玉川さん、本当に毎日見てくれていて、ご家族が『ぜひ羽鳥さんに』と。玉川さんもそうですが、『モーニングショー』が大好きだったと」と明かした。
話しかけられた元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、「西遊記」など西田さんが出演した数々のドラマに触れながら、同局系で放送されている「人生の楽園」のナレーションが「本当に好きで…。自分を殺すナレーターさんもいるが、西田さんは西田さんのままやっていらっしゃる。今やらなくなって、西田さんのナレーションがものすごく魅力だったと、あらためて実感して、本当に残念だと思う」と語った。
羽鳥は「献花する人を見ていたのですが、スタッフジャンパーを着ている人が多くて、ああ、そうなんだなあと。いっぱい来ていました」とさまざまな立場の人に慕われた西田さんを振り返った。
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また、会の前に西田さんの家族に、進行役を依頼されたことの礼を述べた際、「ネクタイをもらったんです。これ。西田さんの」と、自身がこの日つけているブルー系の胸元のネクタイに言及。「形見分け」を受けたネクタイをしめて、この日の放送に臨んでいることを明かし「引き続き、この時間の番組、みんな頑張って行きましょう」と、玉川氏ら出演者に語りかけた。
「西田さんは毎朝(番組を)見ていますから。頑張りましょう。西田さん、ありがとうございました」と、しのんだ。
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