【手相占い】珍しい覇王線があれば最強？手相の意味・見方を解説

最強の運を持つ手相といわれる覇王線！成功にもお金にも恵まれるという、強運の持ち主である覇王線とはどんな手相なのでしょうか。手相家の青木 智さん監修の下、「左手にある」「右手にある」、薄い・濃いなどの手相の状態別の意味を解説。覇王線がある人の特徴から覇王線がない場合の運気の上げ方も紹介します。

「覇王線」とは

覇王線（はおうせん）とは、社会的成功や桁外れのお金を手に入れる手相といわれています。強運といわれる手相の中でも上位に入る大開運の相で、この手相がある人は1000人に一人いるかいないかといわれているほど珍しい手相です。「成功者の相」「大金持ちの相」とも呼ばれます。

運命線と、運命線から薬指に伸びる太陽線、小指に向かう財運線の３つの線が扇状になっているのが覇王線です。ポイントは、太陽線と財運線が運命線から出ているということ。地位や名誉を手にすることができる太陽線と、お金に縁の深い財運線が運命線から出ているので、成功にもお金にも恵まれる運を持っているということがいえます。

覇王線の正式名称は「三奇紋（さんきもん）」ですが、テレビなどの影響で最近は覇王線と呼ばれることが多いです。

左手にある「覇王線」の意味

左手の手相には生まれ持った才能や運勢が出るといわれています。先天運といわれ、左手の手相を読み解くことで、もともと持っている運命を見ることができます。

左手に覇王線がある人は、大きな成功や富に恵まれやすい素質を持って生まれてきているということがわかります。

右手にある「覇王線」の意味

右手は、後天運といわれる、自分が努力してきたものや築き上げてきたものが手相となって出るといわれています。

右手に覇王線がある人は、現実の人生で一生懸命努力をして、大きな成功や巨額の富を得られる運を引き寄せている人といえます。

両手にある「覇王線」の意味

覇王線は片手にあるだけでも貴重ですが、両手にある人はさらに珍しく大強運の持ち主といえるでしょう。

大きな成功や富を得る運命を持って生まれてきて、実際それを叶えるための努力ができる人といえます。成功や富を得るために協力してくれる人がタイミングよく現れたり、努力するためのお金も自然と入ってくる運を持っていることもあるでしょう。

「覇王線」を持つ男性の特徴

覇王線がある男性は、パワフルでエネルギッシュです。そして、上昇志向や出世欲が強く、それを達成するための努力も惜しまない人だといえます。

周囲に人が集まり、お金を稼ぐ能力があるといえるでしょう。中には一代で巨万の富を得る人もいるかもしれません。

「覇王線」を持つ女性の特徴

覇王線がある女性も男性と同じように、出世したり起業したりと大きな成功をつかむ運を持っています。

ただ、女性が覇王線を持っている場合、恋人や結婚相手の運を上げる「あげまんの相」である場合もあります。「恋人や夫を出世させる」「家庭を豊かにする」といった家庭運を上げる女性もいるでしょう。

【手相別】覇王線の見方

覇王線はきれいな扇状の手相だけではなく、線が薄かったり、途切れていたりするケースもあります。ここからは覇王線の濃さや形などの手相の状態別に、それぞれの意味することを解説します。

覇王線が薄い場合

覇王線が天眼鏡で見ないとわからないくらい薄い場合、覇王線の持っている強運は弱まります。

成功者として素質があったり、お金を稼ぐ能力は持っていたとしても、エネルギー不足で覇王線の力を発揮できていない可能性があります。改めて「絶対に成功する」「必ずやってやる」という決意と、目標や夢に向かって努力する姿勢が必要かもしれません。

覇王線が濃い場合

覇王線がくっきりと見えるくらい濃い場合は、より大きな成功を手に入れたり、巨万の富を得たりすることを示しています。濃ければ濃いほど、覇王線がもたらす運の強さは増すといえるでしょう。

覇王線が途切れ途切れの場合

覇王線が未完成の状態です。ただ、自分の意識の変化や努力次第で、きれいな覇王線になる可能性があります。

目標や夢があるなら、そのまま努力を続けましょう。覇王線がつながったり濃くなったりした際は、大きな成功を手に入れられるかもしれません。

太陽線か財運線がずれている場合

運命線上で交わる太陽線か財運線が少しずれていて、３本の相が１点で交わっていない場合もあります。これも覇王線ではありますが、きれいな扇状の覇王線よりは弱いといえます。

覇王線の強運を得るにはパワー不足の状態なので、まだまだ努力が必要といえるでしょう。

運命線・太陽線・向上線の３本で扇状になっている場合

運命線から人さし指に向かう線を向上線といいます。運命線・太陽線・向上線の３本で扇状になっている状態も覇王線といいます。

この覇王線がある人は、志を高く持ち、目標に向かって人の何倍の努力ができる人です。並々ならぬ努力で大きな富を得て大成功を収める可能性があります。

覇王線がない人が手相を描くのも効果的？

手相は「外に出た脳」といわれているので、自分の考え方や生き方、実際の行動で変わることもあります。

覇王線がないけれど運気を上げたいときは、覇王線を描いてみてください。描くたびに意識が覇王線に向かうので、考え方や行動が変わっていき、覇王線がもたらす運を手に入れることができるかもしれません。

覇王線と同じ位置にある手相を爪でなぞったり、ペンで書いたりして意識をすることで実際に手相ができる可能性もあります。

自分で運を開いていく気持ちが大切！

覇王線があったとしてもなかったとしても、理想を高く、夢を大きく、まずはなりたい自分像を掲げましょう。大きな成功も富も自分が求めることをしなければつくることはできません。手相は状況によって変わるものなので、自分で運を開こうしていく決意や意志が大切です。


取材・文／坂田圭永
イラスト／Hanna


【監修】
青木 智さん
手相家。人材育成会社の経営のため、人の持つ才能や可能性を見つけ出す手法として、「手相・人相・算命学」などの研究を重ねる。20年以上の鑑定経験から編み出した独自の手相鑑定やカウンセリングのほか、書籍の執筆、雑誌・WEBメディアなどの執筆、講座・セミナー・講演（行政・企業）を通じて「手相で世界を笑顔に変える」をモットーに全国で活動中。
公式サイト：https://happytomo.net/

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