Koki,「私にとってとても大きな意味」アジア全域版アカデミー賞で受賞

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2025年02月19日 13:20  日刊スポーツ

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アジア全域版アカデミー賞「アジア・フィルム・アワード(AFA)」の「AFA Rising Star Award」を受賞したKoki

俳優、モデルのKoki,(22)が、アジア映画業界の振興を目的として07年に創設された、アジア全域版アカデミー賞「アジア・フィルム・アワード(AFA)」の「AFA Rising Star Award」を受賞した。19日、東京国際映画祭事務局が発表した。


AFA Rising Star Awardは、映画界で類いまれなる飛躍と可能性を示した有望な新世代の才能をたたえ、アジアのみならず国際的な舞台でのさらなる活躍への期待を込めて贈られる賞。日本の俳優の受賞は14年の栗山千明(40)以来2度目。


Koki,は「このような評価をいただき、Rising Star Awardを受賞できたことを大変光栄に思うとともに、身の引き締まる思いです。海外の名誉ある場でこのような賞をいただけることは、私にとってとても大きな意味を持ちます。心からアジア・フィルム・アワードに感謝いたします」とコメントした。3月16日に香港で行われる授賞式に出席する予定だ。


Koki,は、有名アーティストに楽曲を提供するなど、幼いころから音楽の才能を発揮しており、また15歳で雑誌「ELLE Japon」の表紙を飾り、モデルとしてデビューすると、世界的ブランドのアンバサダーにも就任するなど、瞬く間にファッションアイコンとしての地位を確立。22年にデビューした俳優業でも目覚ましい躍進を遂げ、同年の「牛首村」(清水崇監督)では一人二役を演じて大きな注目を集め、ブルーリボン賞新人賞を受賞。


国際的な活躍も加速しており、海外作品デビュー作となった「TOUCH/タッチ」(バルタザール・コルマウクル監督)は、第97回アカデミー賞の国際長編映画部門のショートリスト15本に選出、2作目となる「トルネード(原題)/Tornado」(ジョン・マクリーン監督)は、26日からスコットランドで開催されるグラスゴー映画祭のオープニング作品としてワールドプレミア上映が決まっている。


国内でも、18年からLINEマンガで連載され、世界10カ国で64億ビューと世界的にヒットした韓国のウェブ漫画を映画化した「女神降臨」(星野和成監督)に主演し、前編「女神降臨 Before」は25年3月20日、後編「−After」は同5月1日と2部作連続で公開する。

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