連続テレビ小説「あんぱん」3月31日(月)放送開始の連続テレビ小説「あんぱん」から、今田美桜演じるヒロイン・のぶと、北村匠海演じる嵩の表情が魅力的なメインビジュアルが公開された。
本作は、“アンパンマン”を生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」へとたどり着くまでを描いた愛と勇気の物語。
撮影を担当したフォトグラファーの須田卓馬は、本ビジュアルに「美術、小道具、スタイリング、ヘアメイク、細部にまでこだわり抜いた美術デザイナー伊達さんの演出すべてが、この一枚に詰まっています」と絶賛。
「そして今田さんと北村さん、お二人の存在感や表情が、ビジュアルをより魅力的なものにしてくれました。撮影当日、台本の中から現れた『のぶ』と『嵩』に、ワクワクしながらシャッターを切りました。ワクワクが、皆さんにも伝わり、日本の朝を少しでも明るく、楽しくする一助になればうれしいです」とコメント。
また、デザインを手掛けたのは、これまでに大河ドラマ「平清盛」「青天を衝け」、放送90年大河ファンタジー「精霊の守り人」、連続テレビ小説「まんぷく」「らんまん」などを担当してきた伊達美貴子。
「のぶと嵩の生きた世界をどう表現するか」を考え抜き、「今回キービジュアルのデザインを考える過程で、『明るく思いのままに突き進むのぶに引き寄せられながら進んでいく嵩の人生!君がいるから僕も頑張れる!』そんな二人の姿をメルヘンチックな世界で包み込みビジュアル化しました」と意図を明かす。
「3シリーズで発表されたキービジュアルですが、並べると陰(緑)から陽(オレンジ)に向かって走る二人、そして最後には二人で希望に満ちた表情!やなせさんの言葉にあった『絶望の隣は希望』という前向きなイメージを、須田フォトグラファーにすてきに収めて頂きました」と語り、「本編を見て頂くと、このビジュアルにつながるシーンも出てくるので楽しみにしていてください!」とコメントを寄せている。
連続テレビ小説「あんぱん」は3月31日(月)より毎週月〜土曜日8時〜/再放送12時45分〜NHK 総合ほかにて放送(全26週/130回)。※土曜日は1週間をふり返り
(シネマカフェ編集部)