『バニラな毎日』白井（蓮佛美沙子）、幼少期の辛い思い出にまさかの登場「脳内さどやさん強すぎるて」【ネタバレあり】

　俳優の蓮佛美沙子が主演を務めるNHK夜ドラ『バニラな毎日』（総合、月〜木　後10：45ほか）の第19話が、19日に放送された。以下、ネタバレを含みます。

【場面カット】ついに登場！白井（蓮佛美沙子）の母親

　原作は賀十つばさ氏の同名小説。こだわりの洋菓子店の経営がうまくいかず、店を閉めることになった白井葵（蓮佛）。そこに現れたクセの強い料理研究家・佐渡谷真奈美（永作博美）から持ちかけられたのは、「お菓子教室」。大阪の小さな洋菓子店の厨房で開かれるお菓子教室にやってくる、さまざまな生徒とのふれ合いを描く。五感を刺激するお菓子の魔法が、孤独な人たちの心の渇きを癒やすスイーツ・ヒューマンドラマとなっている。

　お菓子教室の最後の生徒として、佐渡谷と「パウンドケーキ」を作った白井。いつしか、作業をする佐渡谷の姿が、白井の母親（谷村美月）がお菓子を作っていた姿と重なって見えてくるようになる。そして、白井の中で、ずっとフタをしてきた母親とのほろ苦い記憶が呼び覚まされていく。動揺を隠せない白井を気遣う佐渡谷と静（木戸大聖）。白井は「ホットケーキ」にまつわる母親との微妙な関係を語り始める…というストーリーだった。

　母の機嫌を損ねないように幼少期を過ごしていたことを打ち明ける白井。母が作る薄いホットケーキではなく、パッケージにあるようなふわふわなホットケーキを作ったが、その時に母親が家出から帰ってきて、「もうお母さんは必要ないかもね」と言い捨てる。そんな辛い思い出を回想する白井だったが、その思い出に突然、佐渡谷が登場。「なにこれ、おいしい！」「こんなおいしいの食べたことないけど」とホットケーキの出来栄えを絶賛し、幼少期の白井に満面の笑顔を見せた。

　そんなシーンに視聴者は「脳内にまで佐渡谷さんは草生える」「脳内さどやさん強すぎるて」「時空を超えた佐渡谷さん」「脳内に入り込んできたwwよかった」「パワーワード、脳内佐渡谷」とびっくりしつつも、展開に対して「今日号泣してる」「めっちゃいい回やったな」「佐渡谷さんのあったかい労いの言葉に 涙が溢れてもうた」と感動していた。